「BOWWOW」新美俊宏さん、全身がんのため66歳で逝去 5月初旬に入院し3週間で帰らぬ人に(1/2 ページ)
5月の検査時点でステージ4、余命2~3カ月と宣告されていたとのこと。
ハードロックバンド「BOWWOW」のドラマーである新美俊宏さんが、全身がんのため5月27日に逝去しました。66歳でした。ボーカル&ギターの山本恭司さんがTwitterで報告しました。
「実は皆さんに悲しいお知らせがあります」と前置きし、「最高のドラミング、最高のパフォーマンスを僕らに届け続けてくれた新美俊宏が2023年5月27日19時38分、伊勢原の病院にて息を引き取り、本日6月1日に近しいご親族とバンド仲間とで無事葬儀を済ませました」と報告した山本さん。新美さんはつい最近まで普通の生活をしていたそうですが、体に異変を感じたため5月に入ってから病院で検査したところステージ4と判明。6日に入院した時点で、余命が2カ月から3カ月だと宣告されていたとのことです。
山本さんが18日にお見舞いした際には「少し痩せてはいたものの、ニイミギャグも飛ばし、楽しく色んな話も出来ました」とのこと。29日には仲間とともに再び会いに行く予定だったそうですが果たされることはなく、新美さんの容体が27日に急変し「そのまま帰らぬ人となってしまいました。入院して僅か22日目、本人もまさかこんな急にとは思ってもいなかったことと思います…」と悔しさをにじませました。
山本さんは新美さんと10代のころからの付き合いで、「思い出は語り尽くせないくらいあります」とも。最後に「最高の音色とビートを持ったドラマー、幾つになっても可愛く優しいやつでした」と新美さんへの思いをつづりながら「ニイミ、今まで本当にありがとう。まだまだ先のことだろうけど、いつかまたそっちの世界でみんな揃うから。待っててな」と言葉を贈っています。
突然の訃報にファンからは「ちょっと信じられない知らせにショックを受けています。言葉になりません」「いつかまたVOWWOWのステージが見られると思っていたのに…もう会えないなんて…早すぎます」とショックを受ける声とともに、「長い間、どうもありがとうございました。今も昔もこれからも、ずっと大好きです!」と感謝の気持ちを伝える声が寄せられました。
「BOWWOW」は1976年にデビューし1984年にバンド名を一度「VOWWOW」に変更しますが、1990年に解散した後、1998年に「BOWWOW」として再結成。2010年12月には「SHIBUYA-AX」で再結成ライブが行われ、2011年にはバンド結成35周年を記念したボックスセットが発売されていました。
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