ニュース

イラストレーターの青木俊直、サイン入りポケモンカードの高額転売に怒り 「今後はサイン対応を控える」と宣言

ファンからの情報提供で転売が発覚。

advertisement

 テレビアニメ「ひそねとまそたん」のキャラクター原案や、子ども向け番組「なんでもQ」シリーズのアニメーション制作などで知られる青木俊直さんが6月12日にTwitterを更新。自身がイラストを手掛け、サインを入れたポケモンカードが高額転売されていることについて、「腹立たしく残念で裏切られた気持ちです」と胸の内をつづりました。


転売されているとの情報を受け対応を表明(画像は青木俊直:Toshinao Aoki Twitterから)

 青木さんは、Twitter上に寄せられたファンからの告発で、直筆サイン入りカードが転売されていることを把握。ファンが投稿した画像には、「呆呆さんへ」「Toshinao Aoki」「20230528」と記されたヤドンのカードと、中国語で記された説明文が写っています。

 ファンからの情報提供に感謝しつつ、青木さんは「個展にポケカのサインを求める人が殺到した日ですね。呆呆はヤドンか? 腹立たしく残念で裏切られた気持ちです」とサインした日のことを振り返りつつ怒りを表明。「こうはっきりとしたものが出てしまった以上ファンの皆さまには申し訳ありませんが全てのポケモンカードへのサインはお断りするせざるを得ません(原文ママ)」と、転売行為に利用されるのを防ぐため、今後はサイン対応を控えるとしています。

advertisement

 ネット上では、「せっかく善意でサインされたのに心中お察しします。とても許せないです」「本当に腹が立ちました。サイン入りカードは、先生との絆や信頼関係を象徴するもの」など、ファンからも憤りの声が続出。また、「俺はすごい大事にしてます、大変ありがとうございました」と、青木さんのサインが入っている画像を投稿し、あらためて感謝を伝えるツイートも寄せられています。

 劇場アニメ「きみの声をとどけたい」のキャラクターデザインを担当するなどイラストレーターとして幅広く活動している青木さん。ポケットモンスターシリーズでは、ポケモンカードの「なみのりピカチュウ」をはじめ数多くの商品に携わっており、20周年記念スペシャルパックとして同カードが再現された際は、「ワシの描いたなみのりピカチュウがポケモンカード20周年で帰ってくるぞ!」とTwitterで喜びをつづっていました。


青木さんが手掛けた「なみのりピカチュウ」(画像はポケモンカードゲーム20周年特別サイトから)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  2. 高校生の時に出会った2人→つらい闘病生活を経て、10年後…… 山あり谷ありを乗り越えた“現在の姿”が話題
  3. ディズニーシーのお菓子が「異様に美味しい」→実は……“驚愕の事実”に9.6万いいね 「納得した」「これはガチ」
  4. 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  5. 「防音室を買ったVTuberの末路」 本格的な防音室を導入したら居住空間がとんでもないことになった新人VTuberにその後を聞いた
  6. プロが教える「PCをオフにする時はシャットダウンとスリープ、どっちがいいの?」 理想の選択肢は意外にも…… 「有益な情報ありがとう」「感動しました
  7. 間寛平、33年間乗り続ける“希少な国産愛車”を披露 大の車好きで「スカイラインGT-R R34」も所有
  8. 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
  9. 「もしかしてネタバレ?」 “timeleszオーディション”候補者がテレビ局を退社 ディズニーの“船長”としても話題
  10. グルーミングが出来ない生まれたての子猫、とんでもない体勢になり…… 想像以上のへたくそっぷりに「どこにも届いてないww」「反則級」