北川景子、物語の鍵握る「セーラーコスモス」役で20年ぶりセーラー戦士に！　ボイス入りPVも解禁（1/3 ページ）

　劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」の完成披露舞台あいさつが6月14日に開催され、俳優の北川景子さんが物語の鍵を握るキャラクター“セーラーコスモス”を演じることが明らかとなりました。

　「美少女戦士セーラームーン」シリーズは、1992年の放送開始から30年以上愛され続けている国民的人気アニメ。現在、新作劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」の前編が全国劇場で公開されており、6月30日には後編も封切り予定となっています。

　今回の完成披露舞台あいさつでは、エターナルセーラームーン（月野うさぎ）役の三石琴乃さん、セーラーギャラクシア役の林原めぐみさん、セーラー火球（火球皇女）役の水樹奈々さん、セーラースターファイター（星野光）役の井上麻里奈さんといったボイスキャストが登壇。

　さらにシークレットゲストとして北川さんが登場し、物語の鍵を握るキャラクターにして、セーラームーンと似た背格好を持つ銀髪のセーラー戦士・セーラーコスモス役を演じたことを伝えました。

　北川さんは2003年放送の実写版テレビドラマ「美少女戦士セーラームーン」セーラーマーズ／火野レイ役で俳優デビュー。その後は数々の映画・ドラマなどで活躍し、現在は国民的俳優としておなじみです。

　20周年の節目に思い出の作品へカムバックする形となった北川さんは、「オファーいただいたときに、私でいいんだろうかという感覚がとてもあって」「そうそうたるレジェンドの声優の皆さんたちがいらっしゃる中で、自分が発表されたらどんな感じなんだろう」と不安もあったことを告白。会場から拍手で迎えられたことに「すごくほっとしました。うれしかったです」と笑顔でコメントしました。

北川さんのコメント（完成披露舞台あいさつ）

　セーラーコスモスという重要な役のオファーを受けたとき、「自分でいいのかな？」という思いが大きかったという北川さん。現在でも交流のある実写版ドラマの仲間たちに相談したところ、「絶対やってほしい！」「関わってくれるのはうれしい！」という返答をもらい、大役を背負う決心が付いたといいます。

　「あなたにとっての『美少女戦士セーラームーン』とは？」という質問に対して、「子どものころ、最初に好きになった漫画、アニメが“セーラームーン”」とコメント。芸能界デビューが決まり初めて受けたオーディションが実写版“セーラームーン”だったこと、そのとき共演した仲間たちと20年間ずっと同じ世界で戦い続けてきたことに触れ、「人生のいろんな大事な節目で、“セーラームーン”がそこに、一緒にいた」「人生の一部」としみじみ伝えていました。

　舞台あいさつに加えて、北川さんが演じる謎のキャラクター“セーラーコスモス”が登場するPVも公開。「セーラームーンの未来の究極の姿」と詳細が明かされていますが、一体どんな戦士なのか、なぜエターナルセーラームーンの前に現れたのか、今後の期待が高まる情報解禁となりました。

(C)武内直子・PNP／劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会