連続2クール放送のアニメ「るろうに剣心」、オープニングテーマはAyase×R-指定の「飛天」に（1/2 ページ）

　1994年の漫画連載開始から約30年を経て再びアニメ化される「るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－」の放送を前に、キービジュアルやオープニングテーマなどが解禁。連続2クール放送となることや、キャストが明かされていなかった斎藤一役を日野聡さんが演じることなどが明かされました。

　『るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－』は、1994年から1999年に掛けて『週刊少年ジャンプ』（集英社）で連載されたアクション時代劇。1996年に初のテレビアニメ化、1997年に劇場版が公開され、1999年からは3作のOVAが発売された他、佐藤健さん主演で実写映画も公開。現在は続編となる『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』が『ジャンプスクエア』（集英社）で連載中です。

　新作アニメプロジェクトが発表されたのは2021年12月。再アニメ化にあたって、スタッフやキャストを一新し、「東京リベンジャーズ」「よふかしのうた」などを手掛けたライデンフィルム制作で、原作者の和月伸宏さん完全監修の下、連続2クール放送で原作の第1巻から再構築していく考えです。2クールで足りるのか……？

　主要キャストのうち、剣心の幕末時代からの宿敵で、元新撰組三番隊組長の斎藤一役は、「鬼滅の刃」煉獄杏寿郎役などでも知られる日野聡さんに決定。キャラクタービジュアルも公開されました。キャストの変化をまとめたものが以下の表です。

　また、オープニングテーマは「YOASOBI」コンポーザーのAyaseさんと「Creepy Nuts」のR-指定さんがタッグを組んだAyase×R-指定の「飛天」に決定。2人は以下のようにコメントを寄せています。

• Ayaseコメント

振り返ると常に選択の連続。正しいかどうかをその時の秤にかけて頭を抱える日々。そうして何度もはかり違えたと、後悔や挫折を繰り返す中で増えた傷は、勲章のように思えるものもあれば痛々しく膿んだままのものもある。

これらの違いは、その大体が現在の自分の状態との関係の中で変化し、生まれる差異なのかもしれないと、音楽に振り回される生活の中でふと思った瞬間がありました。

この気付きさえも10年後の自分からすれば青い考えだと嘲笑されてしまうかもしれないけれども、少なくとも今の僕にできることは、目の前の選択が正しいかどうかではなく、

選んだ先で少しでもこの傷を愛しく思えるように、がむしゃらに戦い続けることだけだろうと、思い至った一つの決意を書き殴った歌です。

きっと、こんな心の内を歌に乗せてさらけ出したくなったのは、守るべきものの為に戦い続ける剣心の姿を見たからだと思います。

• R-指定コメント

時代の大きな変わり目に戸惑い、憤り、それでも己の闘いを終われなかった者達…

令和に生きる自分達のようだと思い歌詞を綴りました。

　テレビ放送は7月6日0時55分からフジテレビ“ノイタミナ”枠で放送。配信は7月7日のAmazon Prime Videoを皮切りに、7月10日以降、他配信サービスでも順次配信されます。

(C)和月伸宏／集英社・「るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－」製作委員会