“ぷよぷよ”人気プレーヤー・あかじこうさん、28歳で逝去　早すぎる死に「本当に信じられない…」「言葉が出ない」（1/2 ページ）

　ゲーマーのあかじこうさんのTwitterが6月20日に更新。夫によって、あかじさんが19日にがんのため亡くなったことが伝えられました。28歳でした。

　生前は対戦アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」のプレーヤーとして有名だったあかじさん。夫によると、あかじさんは約2年半前にがんの診断を受けて闘病生活を続けてましたが、最後は夫や家族に見守られながら息を引き取ったとのことです。「天然でおっちょこちょいな部分もありましたが、持ち前の愛嬌で周りを笑顔にさせており、自分もいつも元気づけられていました」と生前の姿を思い返し、「精力的に活動していた姿は誇りに思います」と敬意を持って振り返っています。

　あかじさんは闘病期間に重なる2022年1月と同年12月にセガが開催した「ぷよぷよレディースカップ」を2連覇。「ぷよぷよ」サイドもこの訃報に反応しており、プロデューサーの細山田水紀さんは「レディース大会2連覇、あと1勝でプロになれるところまでぷよぷよカップを勝ち抜く成績を収めるなど、近い将来プロになるだろうと思うプレイヤーの1人でした」「公式番組にも度々急なご出演をお願いして、無茶ぶりにも快く応えて頂くなど、ぷよぷよ愛にあふれている方でした」とツイート。ぷよぷよeスポーツ公式TwitterもこれをRTしながら「御冥福をお祈りします」と追悼文を投稿しました。

　訃報はまた“ぷよぷよ”プロゲーマー界にも衝撃を与えており、Temaさんは「初めて友人の死に直面してしまったので何も言葉が出ない」とツイート。同じくぴぽにあさんも「すごくストイックにやっててどこまで伸びるんだろうと楽しみにしてました。本当にぷよぷよが好きだったんだなって。いつも明るく同世代の太陽みたいな人でした」とその死を悼みました。

　一般のファンからは「あかじこうさん…早すぎる。死期を悟った上で笑顔を振りまくなんて常人にはできないことだ。とても強い人だったんだなぁ」「あかじこうさんのような絵も上手くてぷよぷよも強くて心優しい人が若くしてこの世を去るなんて、本当に信じられない…」「あかじこう選手、レディースカップでも無類の強さで大会の度応援してました…信じられない。。。」と悲しむ声があがっています。

　あかじさんは2020年12月ころに体調不良を訴えており、その後MRI検査などを受けたことをツイート。診断結果については明かしておらず、その後も継続大会やイベントなどに出席していました。一方で優勝した2022年12月の第2回 ぷよぷよレディースカップ開催直前には「多分行けるけど、体調完全に回復できてなくて。でも楽しみにしてたしどうしても行きたいので妹じこうに付き添ってもらい車椅子で登場する可能性ありです」「よろしくお願いします。（少しは立てるし歩ける）」と車椅子生活を送っていることを明かしていました。また、5月9日には体調を心配するツイートに「体調はまだあんまり…だけど頑張ります！」と返信しており、これが最後の投稿となりました。