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「タイタニック」放送予定のフジテレビ、“全員死亡”の報道後に追悼文を公開 「タイミング最悪」「逆に放送すべき」とまっぷたつ(1/2 ページ)

ネットでは意見が割れている様子。

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 タイタニック号の残骸を見学するツアー中の事故を巡り、米沿岸警備隊は6月22日に乗客5人全員が死亡したとの見解を発表。映画「タイタニック」の放送を予定しているフジテレビは23日、公式サイトに追悼文を掲載しました。


追加された追悼文(画像は公式サイトから)

 現地時間の6月19日、沈没したタイタニック号の見学ツアー中だった潜水艇「Titan」が大西洋上で消息不明に。22日には、冒険家ヘイミッシュ・ハーディングさん、深海探検家のポール=アンリ・ナージョレさんらを含む乗客5人全員が死亡したとみられるとツアー会社OceanGateが発表しました。

 フジテレビは24日から2週連続で「タイタニック」前後編の放送を予定しており、予期せずタイミングが重なってしまう事態に。

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 全員死亡の報道後、フジテレビは公式サイトに「タイタニック号見学ツアー中の潜水艇で乗客乗員が死亡する事故が発生しました。犠牲となられた方々に心より哀悼の意を表します」と追悼文を掲載。なお、放送日や放送内容の変更については触れていません。

 ネットでは「ちょっと今は空気読んで他の映画を放送してほしいっす」「いやいやタイミング最悪だろう」「あまりにタイムリーすぎる」といった意見も見られましたが、「いや、問題なし。フジで放送するのは前から決まってたし」「逆に今回の事故を受けて100年前のタイタニック号の事を知ってもらう機会だと思うが……」「命の大切さという点で言うなら放送すべき」という声が多く上がっています。

 さらに、「日本人て『不謹慎』って言葉好きだよね。全世界の事件事故、気にしだしたらキリがなく、何もできないよ……」「そもそものタイタニック号沈没事故の犠牲者はこの一連の流れをどう捉えりゃいいんだよ」と“中止すべき”の声に違和感があるという意見もありました。

 事故の報道を受け、映画「タイタニック」(1997年)の製作を務め自身も33回の潜水経験を持つジェームズ・キャメロン監督が米メディアのインタビューに応じ、2つの事故が「似ている」と指摘。“タイタニック号事件”は1912年時点で海難事故の最大死者数を記録した大事件であり、映画の知名度も高いため、国内外問わず様々な方面のショックと反響を呼んでいます。


潜水艇内部(画像はYouTubeから)
ジェームズ・キャメロン監督インタビュー
映画「タイタニック:25周年3Dリマスター」予告
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