入院で8日間不在だったママを待ち続けた柴犬、再会の瞬間……　涙あふれる抱擁に「健気すぎて泣ける」「本当に忠犬」

　出産を控えたママが入院で8日間いなくなったとき──初めての経験をした柴犬のけなげな行動がYouTubeチャンネル「シヴァ犬こむぎっす-KOMUGI」に投稿され、「本当に忠犬」「涙が出ました」と感動を呼んでいます。動画は記事執筆時点で再生数11万回を突破。

　投稿者は柴犬の「こむぎ」君＆「わらび」ちゃんと暮らしている飼い主さん夫妻。出産を控えていたママは入院のため、家を8日間不在にしていました。

　ママの不在によって特に行動の変化がみられたのは、お兄ちゃんでママっ子のこむぎ君。ママの長期不在は初めてのことで、ママが入院した翌日から天気が晴れでも雨でも縁側にいることが増えるようになったのだとか。家を外をじっと見つめ、ママが帰ってくるのをひたすら待ち続ける姿が切ない……。

　言葉で伝えられないことに苦しさを覚えつつ、なるべくこむぎ君のそばにいてあげるパパ。こむぎ君はママ不在の1日目から基本的には縁側にいて、たまに寂しくなるとみんながいる場所へ来る……という行動を繰り返すようになりました。

　さらに5日目になると、こむぎ君の心に“ぽっかり空いた穴”は体にも影響が出て、ごはんやおやつを一切食べなくなってしまいました……。どれだけママのことを思っているのか、表情やしぐさからもひしひしと伝わってきます。

　そこでパパは気分転換になればと、こむぎ君とふたりでデートへ出掛けることに。このとき実家で過ごしていたため、約1カ月ぶりにわが家へ帰りおもちゃで遊ぶことにしました。

　入院から毎日、ママとの面会はもちろん、家族の送り迎えや仕事をこなしてきたパパ。こむぎ君とわらびちゃんが寂しくないようにと、毎日のお散歩でいろいろな場所へ連れていきました。そうして家族で頑張って待ち続けた8日間が終わり、ついにママが帰ってくる日が……！

　玄関のドアの向こうにママの姿を見つけた瞬間、全身で喜びを表すこむぎ君とわらびちゃん。ママもふたりのことを心配していたため、笑顔から一転「泣いちゃう泣いちゃう！」と涙がこぼれてしまいます。新しい家族とともに元気に再会できて本当によかった！

　その後、赤ちゃんと初対面したこむぎ君＆わらびちゃん。こむぎ君はお兄ちゃんらしく、赤ちゃんを少し離れた位置から優しい表情で静かに見守っています。

　コメント欄には「ずっと帰りを待っているこむぎが健気すぎてなんだか目頭が熱くなりました」「こむぎちゃんは感受性が豊かな子ですね」「縁側でママさんを待つ背中姿が健気で優しさが伝わってきます」と、こむぎ君の姿に心を打たれた人の声が続々。お互いを思い合う家族の姿に「離れていても家族なんだなってあらためて仲の良さを感じました」「本当に素敵なご家族」とほっこりする声も上がっています。

　こむぎ君＆わらびちゃんと飼い主さん夫妻の日常はYouTubeのほか、Twitter（@Shibamugi28）とInstagram（@shibamugi28）でも見ることができます。

画像提供：YouTubeチャンネル「シヴァ犬こむぎっす-KOMUGI」さん

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