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【プレイレポ】最新作『ストリートファイター6』を遊んだら、面白いしリュウがかわいいし「格ゲーで強くなるって何なんだろう」って身悶えました(1/2 ページ)

「ワールドツアー」モード、クリアしたぜェッ!!!

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 バーチャルYouTuber、マシーナリーとも子による不定期コラム第35回(連載一覧)。今回は、シリーズ最新作『ストリートファイター6』の目玉の1つになっている「ワールドツアー」プレイレポです。

ライター:マシーナリーとも子

殺人サイボーグ。ふだんはVTuber、ライター、イラストレーター、漫画家として糊口をしのいでいる。満遍なく浅いオタク。お仕事募集中。

ストリートファイター6、面白いしかわいい

 強くなるって、なんだろう。どうも、マシーナリーとも子と申します。俺より強いやつは出てきたか。

 みなさんやってますか? 『ストリートファイター』シリーズ最新作『ストリートファイター6』!

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 今作は従来の複雑なコマンド入力が必要ない「モダン操作」「ダイナミック操作」が大々的にフィーチャーされ「昇竜拳が出せねえ!」という君も格ゲーが遊べる!


技入力がスマブラみたいな感じになる! 最近だと「グラブルVS」とかでもやってたけど別にコレでいいよな感はあるよね

 さらに「別に人間と対戦なんかしたくねーぜ!」と言う君にも充実した一人用モード「ワールドツアー」がある! ストリートファイター世界を舞台に、君が作ったアバターで殴り込める!


おう。ワイや

 そしてなによりこのワールドツアー……

 えっ!?

 リュ、リュウが

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 リュウがかわいいんです……。

ストリートファイター世界がよく分かるのってうれしい

 「ワールドツアー」は『ファイナルファイト』で有名なアメリカの都市・メトロシティをはじめとした、ストリートファイターの世界で自キャラを鍛えたり、ストリートファイターのキャラクターたちと仲良くなれたりするモード。

 なかなか作り込まれていて、「あぁ、長い間このキャラの見た目や性能は知ってたけどこういう性格だったんだ!」とか「この世界のそれってこうなってたんだ!」とか思えるスゲー楽しいモードです。


おなじみのキャラとお話しできるの、予想以上に楽しい。もっと聞かせてくれってなる

 またゲームのチュートリアルも兼ねており、ミッションを通じて対戦に必要な技術を学べるモードとしても機能しています。

 これもなかなか流れとしては秀逸で、主人公(つまり君だ!)とライバルはお互い格闘を学び始めたばかりの初心者としてデビュー。最初に師事するのは今回から新主人公としてデビューしたルークで、序盤は彼から手厚いサポートを受けられるので彼に自然な愛着が湧く作りになっているのもうまい。

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いいヤツじゃん、ルーク。前作じゃブイブイ言わせてたらしいけど

 なにより街に繰り出すときの

 これがいい! そう!! 俺たちは!! ストリートファイター!! なぜならストリートで戦うから……。

 これ! こういうことだよなあ。今作はこういう、そうわれわれが当たり前に享受してたコレってさあ……みたいな要素を改めて噛み締められる要素が随所にあり、遊んでいてどんどん「あー 私って別にガチじゃなかったけどストリートファイターが好きだったんだな」と思えてくるし、もっと好きになるゲームとしてできていると思います。

 例えば、本シリーズでは(そしてその後、同作をリスペクトして生まれてきた数多の格ゲーの大半たち)では他のキャラと戦うために軽率に飛行機に乗って移動しますが……


余談ですがスト2をはじめとしたカプコン製アーケードゲーム各種もゲーム内で遊べます。『19XX』入荷してくれ

 このゲームでもそう! 「ちょっとアクセサリー仕入れてこい」とか「服を買ってきてくれ」という任務のためにいちいちフライトチケットを消費して飛行機移動! 通販とか郵送とかあるでショ!?

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ちょっとしたお使いクエストのために飛行機移動させられる! なんでだよ! ではなくこの世界ではみんなそうしているという空気感になっている。剛腕

 さらに誰もが一度は思う、「ストリートファイトなんかして捕まらんのか?」という疑問も「ほとんどの市民と一瞥(いちべつ)し合うだけで戦うことができる」という形にすることで解決! この世界、大半のことを拳で解決している世界となります。


平和そうな観光客に出会っても……

ボタンひとつでファイトに突入できる。なんだこの町!?

温厚そうなフードワゴンの店員さんにも……

不意打ちで先制スクリューを仕掛けられる! なんだこのゲーム!?

 こういった、ストリートファイターで、対戦格闘ゲームで当たり前とされてきたことを、あえてリアリティーレベルをめちゃめちゃ下げて「こういうものなんです」と言い張ることで「そうなんだ~~!!!」と思わせてくるの、剛腕すぎてすごいと思う。

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