北別府学さんの妻・広美「喪失感しかなくもぬけの殻みたいになっていた」 夫の最期の様子を明かす
関係者が最後のお別れ。
6月16日に65歳で亡くなった元「広島東洋カープ」の投手・北別府学さんのブログが、妻・広美さんにより6月28日に更新されました。告別式後の心境についてつづられています。
「主人とのお別れ」というタイトルでブログを投稿した広美さんは、「主人の最後をこちらに書かせて頂こうと思いながら文字にすると亡くなってしまった現実がつぶさになり辛く少し書いては保存するという状態でした」と北別府さんとの死別を受け止めきれずにいた心境を吐露。
「しかし毎日、弔問に多くの方がお越しくださり主人とのお別れや思い出話しをさせて頂くうちに置き所のなかった気持ちが少しずつですが落ち着いてまいりました」と現在の状況を明かしました。
北別府さんの最期の様子については、「脳内出血を、起こしてから意識はとうとう一度も戻りませんでしたが、こちらの声は聞こえるとのことで聞こえるように大きな声で最後まで話しかけていました」とコメント。
「その状態でも自宅に連れ帰りたい思いと動かしたら非常に危険であるという先生の言葉に家族で話し合いをした結果、一分一秒でも生きていて欲しいという事になり病院で最後を迎える事となりました」と闘病のいきさつについてつづりました。
告別式後は、仕事の関係で式に間に合わなかったという、元プロレスラーの佐々木健介さん、北斗晶さん夫妻が別れを告げに、自宅に駆けつけてくれたことも報告。「広島のお兄ちゃんが亡くなったと泣きながらご焼香いただいた後に家族全員を抱きしめてくださり北別府さんはみんなの心にこれからも生きているからと言葉をかけてくださいました」と報告しつつ、「喪失感しかなくもぬけの殻みたいになっていた私を始め家族が正気を取り戻し、お陰様で心穏やかに生活できるようになりました。不思議な力というものはあるものですね」と感謝の言葉もつづっています。
ブログについては暫く「このまま閉じずにおかせてください」と言及しつつ、「本位牌が出来上がりましたら写真をアップさせて頂き最後としたいと思います」と更新を続けることも示唆。そして「どうぞ皆さま、主人の思い出と共に頑張って生きてまいりますので今後とも宜しくお願い申し上げます」と締めくくりました。
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一時は携帯電話を手にできない程、体力が低下していた学さん。
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