宝塚歌劇で「RRR」2024年上演　ビーム視点で再構築

　宝塚歌劇団は7月3日、2024年1月～4月の公演ラインアップを発表。S・S・ラージャマウリ監督の「RRR」を独自に再構築した「RRR × TAKA“R”AZUKA ～√Bheem～（アールアールアール バイ タカラヅカ ～ルートビーム～）」を上演することが明かされました。

　「RRR」は、「バーフバリ」シリーズでも知られるラージャマウリ監督最新作で、実在したインド独立運動の闘士2人がフィクションの世界で無双する物語。インド映画史上最高となる製作費（7200万ドル）が注がれ、アクションやダンスといったインド映画のエッセンスもふんだんに盛り込んだ娯楽大作で、劇中に登場する楽曲「Naatu Naatu（ナートゥ・ナートゥ）」は、インド映画として初めて米アカデミー賞歌曲賞を受賞しました。

　星組公演として上演される「RRR × TAKA“R”AZUKA ～√Bheem～」は、ゴーンド族の守護者・ビーム視点でドラマを再構築／新展開し、アクション部分を壮麗な舞闘に代えたもの。主演は礼真琴さん、舞空瞳さんです。

　演出家・指田珠子さんの大劇場デビュー作となるレビュー「VIOLETOPIA」との2本立てで、2024年1～2月に兵庫・宝塚大劇場、2～4月に東京宝塚劇場で上演されます。

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