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ビッグモーター、自動車保険金請求で「不適切な行為」あったと謝罪 特別調査委員会は「適切な営業目標の設定」など提言(1/2 ページ)
不正行為の謝罪と再発防止について発表。
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中古車販売を行うビッグモーターは7月5日付けで、自動車保険金請求で不適切な行為があったと謝罪しました。
本来は請求するべきではない自動車保険の保険金を、保険会社に請求する“保険金水増し請求”をビッグモーターが行っているとの疑いは2022年から報じられていました。報道では、損傷のない板金塗装を施す、中古部品を新品と称して付け替えるといったケースなもあったといい、同社は当初は過失によるものと主張していたものの、その後組織的で意図的な不正行為の疑いがあるとされていました。
ビッグモーターは報道を受けて2023年1月に外部専門家から構成される特別調査委員会を設置しました。今回の謝罪は、この特別調査委員会の調査報告書を受けてのものです。
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同社は、特別調査委員会の調査で自動車保険金請求で不適切な行為があったと認められたとし、再発防止策の提言を受けたと報告。「懲戒処分の運用の適正化等」「現場の声を拾い上げるための努力」「従業員教育の強化」が提言されたとしています。「鈑金部門における適切な営業目標の設定」という再発防止策の提言もあり、詳細は説明されていないものの、高すぎる営業目標が問題の背景にあることがうかがえます。
ビッグモーターは「事態を重く受け止め、外部専門家の助言を得ながら再発防止に取り組み企業体質の改善に努めてまいります」と説明し、「関係者の皆さまにはご迷惑とご心配をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。過去の鈑金塗装作業については引き続き検証を行い、不適切な請求事案があった場合は真しに対応するとしています。
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