ニュース
『これで死ぬ』衝撃的なタイトルの書籍が発売 カニを食べる、ころぶなど簡単に人が死ぬアウトドア事例を紹介(1/2 ページ)
安全のために知っておきたい知識を紹介。
advertisement
山での死亡事故や動物・毒などによる死亡事例などを集めた書籍『これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集』が、7月19日に山と溪谷社から発売されました。価格は1430円。
同書は、羽根田治(@Osamu_Haneda)さんによるアウトドアで起きた危険な出来事の事例集。53件の事例を通して、安全のための知識を身に付けられます。
全4章で構成されており、「1章 山で死ぬ」「2章 動物にあって死ぬ」「3章 毒で死ぬ」「4章 川や海で死ぬ」と事例を紹介。また、単に事例を紹介するだけでなく、どのように事故を防ぐかについても言及することで、実用性の高い本に仕上げています。
advertisement
例えば、雷に打たれて死なないために夏シーズンには“早発早着”で午後の早いうちに行動を終えるようにする、鉄砲水で死なないためには川辺キャンプでは高台にテントを貼るなど、具体的な対策が解説されています。
著者の羽根田さんがTwitterに投稿した宣伝も注目を集めており、約3万4000件のいいねが寄せられています。タイトルが目を引くことから「山登らん俺でも興味本位で買いたくなる」といった感想や、アウトドアへよく出掛ける人からの「親子で読ませていただきます」という声も寄せられています。
羽根田さんはアウトドアや自然をテーマにした執筆を行うフリーライターで、これまでに多くの山に関する書籍を執筆しています。本書には実体験がある著者だからこそ語ることができる説得力があり、行楽シーズンを前に一読しておきたい内容が詰まっています。
関連記事
キャンプ場に焼け焦げた石油ストーブが放置、あわや山火事 利用客の行いを嘆くオーナーに話を聞いた
当該の利用客からは後日に謝罪とストーブの回収の申し出があったそうです。「自分が溺れるなんてあり得ないと思っていた」 川で溺れかけた大人の体験談と注意喚起に「本当に大事な話」「広まってほしい」
ライフジャケットやウォーターシューズは大人も必要なのがわかる……。「鉄砲水が来るところ」を偶然捉えた映像が衝撃 「のんびりしていたらあっという間に命の危険」「2分ほどでこんなになるとは」
川の事故が絶えない理由がよく分かる。「川遊びに行く前にぜひ見てほしい」 穏やかな沢が急に増水する「川の恐ろしさ」がわかる映像が勉強になる
一見安全そうな川でも油断はできません。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.