これが“幸せ”か……　「サクレレモン×スパークリング日本酒」があまりに最強の組み合わせすぎた（1/2 ページ）

　サクレレモンとスパークリング日本酒を合わせる飲み方が、感動のおいしさだと話題になっています。探究心が強い酒飲みなら見逃すことはできない情報。さっそく試してみました。

　この有益な情報をTwitterにもたらしてくれたのは、オンライン酒屋「クランド」の公式アカウント（@KURAND_INFO）。投稿ではスパークリング日本酒を使っていますが、通常の日本酒でも、ワインでも、梅酒でも、果実酒でも、ぜ～んぶ美味しくて大正解なんだそうです。

　ということで、スパークリング日本酒、白ワイン、梅酒で試してみることにしました。銘柄は宝酒造「澪」、サントリー「おいしいワイン・香り爽やかすっきり白」、チョーヤ梅酒「さらりとした梅酒」です。うん。手頃でうまいお酒ばかりですね。

　まずは、スパークリング日本酒からやってみます。サクレレモンにはスライスレモンも入っているので、氷菓とあわせてグラスに入れます。お酒を注ぐとシュワシュワ炭酸がはじけて、音だけでもとっても涼やか。口元に持ってくると、レモンがふわっと香ります。ああ、たまらん。それでは、飲んでみましょう。いただきまーす！

　おおぉぉぉぉ。すっごーーーーーーーい！！（心の中で大拍手）。何という調和でしょう。こういう飲み物として売ったら爆売れしますよってメーカーさんに伝えたい。甘いし、レモンだし、日本酒だし、なにこれーーー。

　かき氷でほどよく冷やされた澪は、夏にうれしい口当たり。そこにレモンの甘酸っぱさがグイッときます。炭酸がはじけると、舌の上には日本酒の風味がしっかりと残ります。こいつぁいうなれば、大人のレモンサワー。爆裂においしいです。

　こうなると、ほかのお酒もどう変身するのか楽しみです。次に白ワインを試してみると……うん、とても飲みやすくなりました。甘味でクセっぽいものが消えています。澪との相性が衝撃的すぎたので感動がうすくなっていますが、これもよく合っています。サクレレモン、優秀です。

　さて、梅酒はというと……、これは面白い味ですね。梅の香りとレモンの酸味が同時に来ます。感覚的には未体験ゾーン。配合の具合で印象がけっこう変わるので、極めたら絶妙においしいところがありそうです。深く追及したくなる組み合わせです。

　総合すると、万人におすすすめしたいのは、スパークリング日本酒「澪」でした。とはいえ、レモンの風味がいいので、いろんなお酒にあうと思います。ネットの反応を見ると、ジンや泡盛、ウイスキーといった声があがっていました。うーん、どれもおいしそう！

　ところで、飲んでいる最中に気がついたのですが、スライスレモンをグラスに入れるのはとても重要でした。香りがまるで違ってきます。1パックに1枚入っているので、ぜひ活用してください。夏にレモンが香る酒、いいですぞ。

（高橋ホイコ）