格闘家のCHAN-龍さん、21歳の若さで死去 出場大会の計量に現れず捜索へ 詳細巡る臆測は「お控えいただきますよう」(1/2 ページ)
ご冥福をお祈りします。
格闘技団体「日本修斗協会」は8月1日、MMA Zジムに所属する格闘家のCHAN-龍さんが7月に21歳で亡くなっていたことを発表しました。
CHAN-龍さんは2020年にデビューし、2022年にはプロフェッショナル修斗公式戦でフェザー級新人王に。2023年1月まで6戦6勝の無敗記録を積み上げ、将来を嘱望される格闘家でした。
同協会の発表によると、CHAN-龍さんは7月23日に開催されたプロフェッショナル修斗公式戦後楽園ホール大会への出場が予定されていたとのこと。大会前日の計量に姿を見せず連絡も途絶えていたため、地元・徳島で捜索が行われていたことが明らかにされています。
大会終了後に所属ジムから同協会へCHAN-龍さんの訃報が伝えられましたが、「ご親族からの強い意向もあり、大会や選手に与える影響を考慮し」との理由から発表は控えていたといいます。「このような形で皆さまへのご報告となったこと、そしてご報告が遅くなりましたことをお詫び申し上げます」と、今回の発表であらためて伝えました。
なお計量前後を巡る詳細は明らかにされておらず、報告文では「残されたご親族の皆様は今も深い悲しみの中に身を置かれていらっしゃいます」「そっとお見守り頂けますようお願い申し上げます」「憶測などでの記事の掲載やSNSへの投稿もどうかお控えいただきますよう」と呼びかけています。
CHAN-龍さんは3月の大会では体重オーバーで失格とされており、公式戦に姿を見せたのは6勝目を達成した1月が最後です。同協会は「このような形で皆様にご報告を差し上げることは大変残念でなりません。この事実を受け止めCHAN-龍選手が戦った修斗の舞台を未来に残していきたいと思います」「心よりCHAN-龍選手のご冥福をお祈り申し上げますとともに、これまでCHAN-龍選手への温かい声援、ご支援頂きました皆様には心よりお礼を申し上げます」と哀悼の意を示しました。
生前最後のInstagram投稿では、友人たちに囲まれた写真を公開していたCHAN-龍さん。2月の誕生日にサプライズでお祝いをしてもらったと明かし、「こうやって応援してくれてるのはほんま感謝でしかない」「心の底から格闘技やってて良かったなって思えた瞬間やった」と伝えていました。将来を期待された格闘家の訃報に、ネットでは悲しみの声が広がっています。
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謹んでご冥福をお祈りいたします。
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