3度の余命宣告を乗り越えFIP寛解の猫、寝たきり生活へ……　リハビリに励む姿に「ストレッチ頑張ってるね」と応援の声

　飼い主さんにストレッチしてもうら猫ちゃんの動画がX（Twitter）で話題です。ツイートは、記事執筆時点で6万6000件の表示数を突破、。「気持ち良さそうだ」「ゆっくり少しずつ頑張ろうね！！」とコメントが集まっています。

　話題になっているのは、キジ白柄の猫「とも」くん。2020年のクリスマスイブに、保護猫シェルターから飼い主さん宅に迎えられた猫ちゃんです。当時、推定年齢5歳だったともくんは、飼い主さん宅に来てから3カ月後に猫伝染性腹膜炎（FIP）ドライタイプ末期との診断。その後1年半の間に体調が良くなっては再発を繰り返し、余命宣告を3回も受け、見取りを勧められたといいます。

　しかし飼い主さんは諦めず、再生医療や鍼治療、リハビリを根気強く続けました。その結果、奇跡の回復を見せてくれたというともくん。2022年3月末に寝たきりの状態になったこともありましたが、歩行器での練習をしながら、9月には再び歩けるようになったのだとか。まだ障害は残っていますが、ともくんは日々リハビリに取り組みながら元気に過ごしています。

　今回投稿された動画は、飼い主さんに前足のストレッチをしてもらっているともくんの映像。自分で体を伸ばすことができないため、硬くならないようにする大事なルーティーンです。

　ちょっぴりイカ耳になりつつも、飼い主さんにゆっくりと前足の関節を伸ばしてもらい、気持ち良さそうに目を細めるともくん。その表情から、飼い主さんとの強い信頼関係が伝わってくるようです。また、ともくんが頑張っている姿を見ていると、“何事も一生懸命にやろう”と思える勇気が湧いてくる気がします。

　リプライ欄には「イヤイヤしないで大人しくストレッチしてて　ホントお利口さん」「表情が可愛いすぎて癒されました」「イカミミとも君　可愛いっ」といった声や、「がんばってる姿を応援したくてフォローしました」「フレー！　フレー！　大好きなとも君」といった応援の声がたくさん寄せられています。

　ともくんの日常は、飼い主さんのX（Twitter）とInstagram（@tomozou1225）から見られるほか、FIPの闘病奮闘記は、ブログ「とも君ののんびりリハビリ生活」、YouTubeチャンネル「とも君の のんびりリハビリ生活」にて公開されています。

画像提供：とも君ののんびりリハビリ生活【頑張り中！】（@tomozou_1225）さん

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