柳原可奈子、脳性まひの長女が体調崩し救急へ　「私も元気がなくなり、なにもかも悲観的に」（1/2 ページ）

　タレントの柳原可奈子さんが8月7日にInstagramを更新。脳性まひがある3歳長女が夏休みに体調を崩して救急で診てもらったことを報告し、自身の苦悩や、あらためて夫と意見をぶつけ合ったことを明かしました。

　長女に加えて、0歳の次女を育てている柳原さん。ここしばらくは長女の体調が落ち着いており、てんかんの発作が立て続けに起こる重積も、食事やお茶でむせることもなく過ごせていたそうですが、「風邪症状から排痰がうまくできず、SpO2下がって救急へ」「熱出る前にゼコゼコがひどくなったのは初めて」と普段服用している薬の効果もなく、重い症状があったため救急で診てもらったと明かしています。なお、pO2とは経皮的動脈血酸素飽和度のことで、動脈に含まれる酸素飽和度を示し、一般的に95以上なら問題ないとされています。

　柳原さんは「長女との日々の暮らしは工夫こそ必要だけれど私の心は前を向き　家族みんなの明るい未来だけを想像して生きています」と前向きに生活することを心がけているそうですが、今回のことで「正直ショックが大きく、まだ言葉で苦しさが伝えられない本人の気持ちを想像してひどく落ち込んでしまいました」と告白。リハビリは積み重ねてこそ効果が感じられるそうですが「この時ばかりはただただ重くのしかかる責任のように感じました」と当時の心境を思い返しました。

　また、「このことは、パパともたくさん意見をぶつけ合いました」と夫と話し合ったことも明かし、「受け入れ、立ち上がり前を向く それは一度できたように思えても ふとした瞬間に振り出しに戻る 相手が今どこに立っているか慮り協力しあって娘たちを守ること なんとまぁ、やり甲斐あれど難しいことか」となかなか思うようにいかない現状についてコメント。一方で、「私は、私自身をとても信じている 私は私のユーモアに何度も助けられたから」と前向きにつづり、「家族が毎日心晴れやかに過ごせるために 心の手綱をひきながら 一歩ずつ進んでいきます」と真っすぐな言葉を伝えています。

　なお、長女の体調は既に回復しており、家族4人での楽しい夏休みを満喫したとのことです。

　ファンからは「お子さんの体調が崩れると家族の元気もなくなってしまうのよく分かります」と共感する声とともに、「お子さんの体調をよく見ててとても立派なママさんと感心して拝見してます」と柳原さんの努力を称賛する声や「かなこさん、自分に優しく、ね！」と心に寄り添う声が寄せられていました。