ニュース

国立科学博物館、コレクション維持のためのクラウドファンディング 即日1億円の目標を達成(1/2 ページ)

リターンも豪華だ……!

advertisement

 国立科学博物館が、コレクションの収集・保管を続けるためクラウドファンディングサイト「READYFOR」で支援募集を開始しました。目標金額1億円という大型のクラウドファンディングながら、公開初日に無事達成しました。


国立科学博物館による大型のクラウドファンディングが実施(画像はクラウドファンディングサイト「READYFOR」より)

 国立科学博物館は、1877年に設立された国内における最も歴史のある博物館の1つ。大きなミッションとして「調査研究」「展示・学習支援」「標本・資料の収集・保管」の3つを掲げています。


日本で最も歴史のある博物館の1つ「国立科学博物館」(画像はクラウドファンディングサイト「READYFOR」より)

 しかしここ数年のコロナ禍や原材料費の高騰などによって、資金繰りが悪化。ミッションの根幹である「標本・資料の収集・保管」に大きな危機が訪れているといいます。特に光熱費の価格上昇は影響が大きく、2023年度の光熱費に関しては2021年度の約2倍かかる見込みだそうです。

advertisement

 またコレクションの大半を保管している茨城県つくば市の収蔵庫も、すでにスペースが不足しかかっており、一部の収集物は廊下スペースなどに置かれている状態になっています。


つくば市の収蔵庫も限界に近いとのこと(画像はクラウドファンディングサイト「READYFOR」より)

 そこで今後も安定的に標本・資料を収集し、多様なコレクションを適切に保管しつづける体制を維持するため、クラウドファンディングの実施を決定しました。

 リターンには「かはくオリジナル図鑑」や「トートバッグ」などを用意。その内容に「返礼品ラインアップが良すぎる」と驚きの声が上がるほどです。


各種リターン(画像はクラウドファンディングサイト「READYFOR」より)

 返礼品の豪華さもあってか、クラウドファンディングページにつながりにくくなるほどアクセスが集中。開始日の18時には、1億円の目標金額を達成しました。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「え?」 “ごみだらけの道”を掃除したら…… あらわになった“まさかの正体”に世界中が驚き 「信じられない」【海外】
  2. 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
  3. 「絶対当たったわこれ」→「は?」 ガリガリ君の棒に書かれていた“衝撃の文章”に「そうはならんやろ」
  4. “未発売”のはずの新商品がフリマアプリに流出…… スノーピークが謝罪「心よりお詫び」
  5. 生活難易度MAX トイレも簡単に行けない“謎すぎる間取り”の都内マンションがシンプルに変な家で「癖強すぎ」「どんな部屋やねん」
  6. 2歳娘とかくれんぼ中のパパ、「もういいよー」が聞こえず目を開けると…… まさかの光景に「かわいすぎ!!」「永遠に始まらないww」
  7. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  8. 6カ月赤ちゃん、生まれて初めての体験に思わず「かあちゃんたすけてー!」 SOSの理由に「感情が迷子になってる感じが最高に可愛い」
  9. 【今日の計算】「9+4×5−8」を計算せよ
  10. 爆弾岩のようなイカつい見た目の生き物を茹でてみたら…… ありえない変化に反響「何回見てもおもろい」「ダンジョン飯っぽさがw」