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リアルな着ぐるみで犬になった人、ドイツのテレビ局から取材受け海外で700万再生の話題に 反響に「驚いてます」(1/2 ページ)

海外でも話題になっていることに「本当に驚いております」。

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 本物そっくりのコリー犬の着ぐるみが動く様子を収めた動画が2022年に注目を集めました(関連記事)。その後ドイツのテレビ局が取材にくるなど、海を越えて話題が広がっています。動画を投稿した着ぐるみの持ち主に話を聞きました。

着ぐるみで「動物になる」夢を叶えてから約1年。トコ(toco)さんは世界各国で知られるように

 「夢を叶えたツイートから1年経ちました。1年の間に様々な国のメディアに取り上げられるなんて、当時は想像もしませんでした!」と、X(Twitter)に投稿したのはトコ(toco)さん。「夢」というのは動物になることで、トコさんはそれを実現するために、「映像制作会社ブラスト」が運営する「特殊造型スタジオ ゼペット(Zeppet)」に依頼し、ラフコリーと言う犬種の犬をリアルに再現した着ぐるみ(犬の造型スーツ)を作ったのです。

犬になってケージに閉じ込められてみたり……

 トコさんは単に着ぐるみを装着するにとどまらず、さまざまな動きを動画をYouTubeチャンネル「動物になりたい(I want to be an animal)」などで公開。着ぐるみを着て寝そべったり、お手をしたり、ハーネスをつけて外を散歩したりなど犬ならではの行動や、お習字をしたり、コーラを飲んだり、リングフィットアドベンチャーで遊んだりなど驚きのアクションが見られます。

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リードをつけて外を散歩してみたり……
犬の姿で習字にもチャレンジ!

 トコさんの動画は海外にまで拡散され、ついに2022年秋にドイツのテレビ局から取材も受けました。取材の様子を収めた動画はテレビ局の許可を得て、7月にフルバージョンが「リアルな犬の着ぐるみを見た、犬と人々の反応!」としてYouTubeに投稿されました。公園で着ぐるみを着たトコさんに、人々や散歩中の犬たちがさまざまな反応を見せる動画は、なんと700万回以上も再生されています。

 「夢を叶えたツイートから1年経ちました」の投稿には「もう一年経つんですね…改めておめでとうございます」「良いなぁ 私もリアルな犬に変身して散歩したい」と日本語でのコメントに加え、海外から英語で「香港メディアに以前記事が載っていました。かわいかった」「将来はこんな生活がしたい」「トコは今や人気者だ、おめでとう! 他の国からの反応が待ち遠しい」などの声も寄せられています。

 もはや、反響が国内のみにとどまらないトコさんですが、着ぐるみを着てドイツのテレビ局から取材を受けた体験は、一体どういったものだったのでしょうか。

2022年の動画が世界でも拡散

――いつから海外メディアに取り上げられるようになったのですか。

トコさん 最初に海外メディアに取り上げられるようになったのは、2022年5~6月ごろです。きっかけはX(Twitter)のアカウント「トコ(toco)@toco_eevee」に4月に投稿した動画が、日本のみならず海外でも拡散されたことで、約2万回リツイートされました。日本で拡散された1カ月後くらいには、海外メディアに取り上げられ話題になっていました。海外でも話題になったことで、ドイツのテレビ局の取材を受けるに至ったのだと思います。

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オーダーした着ぐるみを着用し、夢がかなった喜びを投稿で報告
着ぐるみで初めて投稿した動画

――最近もまた注目を集めていますが、その理由は。

トコさん 今回、大きく拡散されたのは7月末ごろからでした。きっかけは、7月21日に私のYouTubeチャンネル「動物になりたい(I want to be an animal)」に投稿した動画です。その動画では、犬になった私がドイツのテレビ局RTLのレポーターと外を歩く映像や、その私を見た本物の犬と街の人々の反応を見られます。

 これを海外のメディアが話題として取り上げたことを皮切りに、さまざまな国のメディアやSNSで拡散されたと認識しています。現在の再生回数も700万回を超えております。

ドイツのテレビ局「RTL」の許可を得て投稿

――ドイツのテレビ局による取材の感想を教えてください。

トコさん とても好意的で、楽しく取材を受けさせていただきました。着ぐるみでの撮影ということで大変なことがあるのですが、いろいろと手配もしてくださりました。また、取材の映像の撮影許可をいただき、動画を投稿させてもらえたおかげでみなさんに知ってもらえるきっかけになりました。本当にありがたいです。

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――YouTubeに投稿された他の動画によると、普段外に出るときは着ぐるみの足の裏が汚れないようにサンダルを履いていましたが、取材時には履いていないようでした。どのように足の裏をケアしたのですか。

トコさん 公園での撮影時にはトラブルがあり、サンダルが脱げてしまいました。そのため、歩くときは汚れたところを歩かないようにして、家に帰ってからきれいにしました。

――投稿した動画や、取材の様子を写した動画にには海外から大きな反響がありますが、どのようにとらえていますか

トコさん ここまで反響があると思っていなかったので、本当に驚いております。


 子どもの頃に抱いた、非現実的にも思える夢を、見事に現実のものにしたトコさん。自分の夢を信じた強い気持ちや行動力は、もふもふのコリー犬の姿で世界中に拡散され、ついにドイツからテレビクルーを呼ぶに至ったようです。トコさんが受けた取材が優しさや配慮が感じられるものだったことに、ほっこりしますね。トコさんはYouTubeX(Twitter)ほか、InstagramTikTokでも、着ぐるみを着た姿を発信しています。

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