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「私の授業は無駄です」 記憶に残る先生の強烈な発言 中学の思い出描く漫画に「説得力ハンパねぇ」と反響集まる(1/2 ページ)

こんな出来事、忘れられない。

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 中学生のときの先生に聞いた強烈な話を描いた漫画が8万件を超える“いいね”を集め、反響を呼んでいます。

先生から聞いた強烈な話とは……

 漫画を投稿したのは、『ツギハギだらけの最強勇者』(漫画アプリ「GANMA!」で連載)を手がける漫画家のふえふき(@hohindahohinda)さん。中学生のときの、苦手だった地理の先生のエピソードです。

 ある日、先生が生徒にこう話しました。「究極的には食って寝れば生きていけます。だから、私の授業がなくても死にません。無駄です」。

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 ざわつく生徒たちに、部活も、アイドルも、ゲームや本も同様であるし、栄養も栄養剤にすれば効果的なのではないかと先生は畳みかけます。

 そんな世界は嫌だ……と思っているであろう生徒たちに、「僕も嫌です、そんな世界」と先生はニヤリ。この話で「直前の暗記は飛びましたよね?」と、小テストを始めるのでした。

 何かの教訓かと思ったら、テスト直前の暗記を忘れさせるためだったとは……なんと策士な先生なのでしょう。こんな出来事があったら、記憶に残りますよね。

 漫画を読んだ人たちからは「説得力ハンパねぇ」「こんな先生に会ってみたかったな!面白い先生だな。」「こんなユーモアセンスなら普段の講義も印象に残りそう」などの反響がありました。

 この漫画の背景などについて、ふえふきさんにお話を聞きました。

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――この出来事を漫画に描こうと思った理由をお聞かせください

ふえふきさん ふと自分の中学時代を思い返す機会があって、その思い出の1つがこのお話でした。忘れないうちに漫画にして残しておこうと思って描きました。遅すぎるかもしれませんが約10年越しに描いた日記のようなものです。

――苦手な先生だったということですが、どんな先生で、生徒からの評判はいかがでしたか

ふえふきさん 常にですます口調で、フレンドリーではなかったですね。冷たい印象ではなかったですが、陽気でもなかったです。うまく言えないのですが何をしてくるか分からない感じといいますか……。今回の漫画のように突然ギクリとする話をしてきたり。勉強量の割に地理はかなり苦手だったので。地理が苦手だから先生も苦手になったのかもしれません。

――当時この話を聞いてどんなことを思いましたか

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ふえふきさん 「突然なにを言い出すんだ?」とかなり混乱したと思います。当時の私は絵に描いたようなガリ勉真面目生徒だったので、先生の話をすぐ信じる子だったんです。だから「嫌だな。でも先生が言うなら無駄なのかな?」と思ったり。最後のオチで安心と同時に絶望しました。

――漫画への反響について感じたことをお聞かせください

ふえふきさん 正直ここまで反応していただけるとは思いませんでした。でも勉強以外にも学校で過ごしてる間に友達や先生の独特の価値観に触れる機会は誰にでもあると思って、いろんな人がそれぞれ思い出したりしてるのかな、と思います。また、おそらく学生さんから「もしかして××先生じゃないですか?」とDMをいただきました。もう10年以上前の思い出なので分かりませんが、同一人物だったら面白いですね。先生のこと、漫画にしてしまいました。

作品提供:ふえふき(@hohindahohinda)さん

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