梅宮アンナ、亡き父・梅宮辰夫さんの闘病生活明かす　“成功率50%”の手術中もロケで「最悪だった　怖くて怖くて……」（1/2 ページ）

　モデルでタレントの梅宮アンナさんが8月28日にInstagramを更新。2019年に亡くなった俳優の父・梅宮辰夫さんとの思い出や闘病生活について当時の心境を語り、生前の写真や動画を複数公開しました。

　アンナさんは28日、父・辰夫さんについてのメディアインタビューを受けたことを報告し、「父が他界をし4年の月日が経ちまして……無我夢中で家族を支えて来たかな」と投稿。辰夫さんはアンナさんが1歳のころに肺がんで「余命半年」と宣告され、放射線治療と抗がん剤で一命を取り留めたこと、がんという爆弾を抱える父について小さいころから聞かされていたこと、父は身体に少しでも異変があればすぐ検査を受けていたことなど、当時を振り返りながらつづりました。

　辰夫さんの体調が悪化し始めた2016年ごろから生活環境が変化し、趣味のトレイルランニングとも“さようなら”したというアンナさん。2017年には胆管がんが見つかり12時間に及ぶ成功率50%の手術を受け、亡くなる直前の2019年には腎臓摘出による透析が始まったことも明かしています。

　2017年の手術当日にアンナさんはテレビ番組のロケに行かなければならず、「最悪だった　怖くて怖くて……」と、恐怖にさいなまれていた当時を回想。芸能事務所に入る際に「この仕事、この世界、親の死に目に遭えませんが大丈夫ですか？　覚悟ありますか？」と言われたことを思い出し、「コレか……と思いながら仕事をしていましたね」と語りました。

　さらにアンナさんは、生前の辰夫さんとの思い出写真を複数披露。病室での親子2ショットや、妻・クラウディアさんとの夫婦ショット、辰夫さんの孫にあたる自身の長女・百々果さんとスーパーで買い物をする動画などを公開しています。

　「自分の体験した、家族の病気、癌、透析、高齢の親との生活、介護、相続、看取り」「生かし話す事にしていこうと思いまして。誰かの為に……」と、この体験を発信していくことに決めたというアンナさん。

　ファンからは「ご親族・身近な方にしか判らない知らない事様々だと思います」「自分の事も大切にしてくださいね」「貴重なお話ありがとうございます」「いつまでも記憶に残るお父様ですね」と、たくさんの反響が寄せられています。