熱帯低気圧は24時間以内に台風13号へ 北陸への影響は
日本の南海上にある熱帯低気圧は、今後24時間以内に台風13号となるでしょう。
日本の南海上にある熱帯低気圧は、今後24時間以内に台風13号となるでしょう。7日(木)～8日(金)にかけて、北陸の東側を通るコースとなる可能性が高いでしょう。現段階ではあまり発達する傾向はみられないものの、北陸地方でも北寄りの風が強まる可能性があります。
6日(水)は台風12号変わりの熱帯低気圧が西日本を通過 秋雨前線とセットで、北陸は久々のまとまった雨か
西日本の南の海上を台風12号変わりの熱帯低気圧が西へ進んでいます。5日(火)までは熱帯低気圧は西へ進む予想となっていますが、6日(水)は、上空の偏西風の南下とともに秋雨前線が明瞭となり、熱帯低気圧は秋雨前線に取り込まれるように東へ進路を変え、西日本付近を進むでしょう。
北陸地方は、6日(水)は、前線の南下に加えて、熱帯由来の湿った空気が流れ込み、雨雲が発達して雨量が多くなる可能性があります。梅雨明け以来、ほとんどまともに雨が降らなかった北陸地方にとっては恵みの雨と言えそうです。一方、局地的な短時間強雨のおそれがありますので、低い土地の浸水や河川や用水路の急な増水には注意が必要です。
将来の台風13号は北陸の東側を進み、北寄りの風が強まるパターンか
将来の台風13号は、秋雨前線の南下後、偏西風に取り込まれるように日本の南の海上を北東へ進み、7日(木)～8日(金)頃、関東や東北の太平洋側にかなり接近する可能性があります。
北陸地方にとっては東側を北上するコースですので、これまでのようなフェーン現象による気温の上昇は無いでしょう。一方、現段階では台風はあまり発達せずに北上するため、雨雲の中心は太平洋側となり、平地での大雨の可能性は低くなっています。
一方、大陸の高気圧が帯状となって日本海を移動してくる関係で、北陸付近では等圧線の間隔が狭くなり、北～北東の風が強まる可能性があります。鉄道などの運行に影響が出る可能性があるほか、波が高まって船舶関係に影響が出そうです。
尚、気象モデルによっては台風の発達度合いやコースにバラつきが見られるため、最新の情報を常にご確認ください。
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