「盛りメイク」俳優のパメラ・アンダーソン、まさかの“すっぴんでパリコレ”登場 「圧倒された」姿勢に称賛の嵐(1/2 ページ)
支度の様子も公開しています。
90年代にドラマシリーズ「ベイウォッチ」「V.I.P.」などで人気を博し、近年では2019年の仏映画「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」にも出演していたカナダ出身のモデルで俳優、パメラ・アンダーソンがメイクをせず素顔でパリ・ファッションウィークに登場して話題に。パメラはかつて盛りに盛ったメイクやセクシーなボディーラインを強調するファッションで知られていましたが、あえてすっぴんを見せるスタンスに称賛の声が相次いでいます。
9月25日から10月3日まで開催されたパリ・ファッションウィークで、パメラはイザベル・マランのショーに黄色のドレスで登場。ヴィクトリア・ベッカムのドレスやザ・ロウのオーバーサイズスーツなどお気に入りの服に身を包みながら、顔はいたってナチュラルなままカメラの前に登場し、インタビューにも答えました。眉毛も描いているようには見えません。
さらに自身のInstagramでは、登場前の身支度の様子を動画で公開しています。「化粧をするつもりはない」「スタイリストもいない」と語ったパメラは、「私はそこで1番きれいになろうとか思わない。ただ自由だって感じたい。ほっとする」とお気に入りのローズオイルを顔に塗り、まつ毛の先にささっとマスカラを塗っただけ。髪もただ乾かし、服も自分で選び、身支度はあっという間に終了してしまいました。
「若さを追い求めたり、ファッション誌の中の美しさやそういった全てを追い求めても、私たちは失望するか、ちょっと悲しくなるだけ」と語るパメラは「自分は正しいことをしているの?」「人からどう見えるか気にしてるの?」などと自問し現在のスタイルにたどり着いたとのこと。一方で社会で働く1人の女性として、「いろんな選択肢がある。私はただ私でいる」とも考えたと述べました。
パメラは8月にELLE誌とのインタビューで、長年メイクを担当してきたアレクシス・ヴォーゲルが乳がんで他界してしまったことをきっかけにメイクをやめたと明かしており、「アレクシスは最高だったよ。彼女がいないなら、メイクしないほうがましって思った」と述べ、自身の新しいスタイルを「自由で、楽しくて、少し反抗的」と表現しました。
Instagramではたびたびナチュラルなすっぴんも公開することが増えていたパメラですが、パリ・ファッションウィークへ本当のすっぴんで現れた彼女の自分を貫く姿勢には他の俳優たちも感銘を受けたもよう。
以前から自然体の美しさを提唱している米俳優ジェイミー・リー・カーティスはInstagramにパメラの写真を投稿し、「ナチュラルビューティー革命が正式に始まった。ファッションウィークの最中、多くのプレッシャーやポーズがある中でこの女性はすっぴんで現れてテーブルの席を主張した。私はこの勇気と反抗の行為にとても感動し圧倒された」と絶賛し、また別の投稿でも「自由は美しさ」とたたえました。
また、米俳優オリヴィア・マンはパメラの投稿へ「彼女を愛してる」とコメント。米俳優ミラ・ジョヴォヴィッチの娘エヴァー・アンダーソンは「彼女自身を愛することで彼女を愛する。全年齢の女性と分かち合うべきすばらしいメッセージ。ありのままの自分を受け入れることは、最高の状態。ブラボー、パメラ・アンダーソン。ゴージャスな精神、すばらしい女性」と書き込みました。さらに米俳優リヴ・タイラーはいくつものハートマークで反応しています。
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