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過去30種類以上販売も……残ったのは“1種類” 「世界のKitchenから」待望新作に反響 キリン「予定上回る販売状況」(1/2 ページ)

販売理由を聞きました。

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 かつてたくさんのフレーバーが登場するも、最近では「1フレーバー」しか売っていないことで話題になったキリンの飲料シリーズ「世界のKitchenから」。待望の新作となる「にぎやかベリーズ」(500ミリリットル)が9月に発売され、SNS上で注目を集めています。キリンの担当者は取材に対し「予定を上回る販売状況」と、その人気ぶりを伝えました。

キリン「世界のKitchenから」新作に反響(画像はキリン提供)

 「世界のKitchenから」は、キリンが世界各国の家庭から学んだ調理ノウハウを生かして商品開発を行った飲料シリーズ。商品化第1号は、南イタリアのレモンピールを使ったお酒にヒントを得て2007年に販売された「ピール漬けハチミツレモン」で、その後もキューバのミントを使ったカクテルからヒントを得た「水出しミントジュレップソーダ」(2008年発売)やハンガリーのフルーツスープにヒントを得た「とろとろ桃のフルーニュ」(2008年発売)など、個性的な飲み物が登場しました。

 しかし、これまで販売された30種類以上のフレーバーのうち、2023年7月時点で販売されていたのは、2011年発売の「ソルティライチ」の1フレーバーのみ。この状況が当時、SNSで話題を呼び、「格差がすごい」「好きだったものほど、爆速で販売終了してる」と驚く声のほか、「とろとろ桃のフルーニュは人生で飲んだ中で1番美味いジュースだった」「ミントのやつとディアボロジンジャー好きやったんやけどなー」「水出しミントジュレップソーダだけでも復活して欲しい」などと、終売した商品を懐かしむ声などが続出していました。

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かつて販売されていた商品(画像は「世界のKitchenから」ブランド公式サイトから)
7月時点で唯一の「生き残り」だったソルティライチ(画像は「世界のKitchenから」ブランド公式サイトから)

 そうした中、9月26日に全国のセブン-イレブン限定のシリーズ新商品「にぎやかベリーズ」が登場。スウェーデンの濃縮シロップ「サフト」を参考に作られた同商品では、りんごやオレンジと、3種のベリー(ストロベリー、クランベリー、ラズベリー)を一緒に煮込んだ「特製サフトシロップ」を使用。手軽にビタミンC補給ができることを特徴としています。

 待望のシリーズ新商品に、X(Twitter)上では「ついに新作?出たんだね!飲も!」「わーーー!」「新作!探さないと!」と反響の声が相次ぎました。

販売理由は

 商品の販売理由についてキリンの広報担当者は10月5日、ねとらぼ編集部の取材に「2021年に発売した『キリン 世界のKitchenから ベリーデビタミン』を一度終売したのですが、ご好評の声もあり、スウェーデンのサフトづくりの背景にある喜びや楽しさ、元気のでるようなおいしさをお届けしたいと思い、新たに『キリン 世界のKitchenから にぎやかベリーズ』として発売を行いました」と説明。商品開発は、7月に「世界のKitchenから」シリーズの現状が話題になる前から進めていたとしています。

 そして、「発売以降大変好評をいただき、当初の予定を上回る販売状況で、一部地域を除き弊社からの出荷は終了しています。店頭からも間もなくなくなってしまう予定です。ご迷惑をお掛けしてしまうことを深くお詫び申し上げます」と想定を上回る人気であることを伝えました。

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