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BBCがOpen AIなどのクローラーをブロック 大手メディアでAI学習防止の動き続く(1/2 ページ)

BBCはAIの活用を模索する一方で、無許可の学習には対策を採っています。

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 英国放送協会(BBC)が、ChatGPTを開発したOpen AIなどのWebクローラーを同協会のWebサイトからブロックしたことを明らかにしました。CNNやNew York Timesなど海外の大手メディアで同様に生成AIによる学習を防ぐ動きが続いています。

 BBCは10月5日の発表文で、生成AIは業務効率を高める可能性がある一方で、適切に扱わなかった場合はリスクもあるとし、生成AIへのアプローチとして「公共の利益にかなう」「才能や創造性を優先する」「オープンで透明性を持つ」という3つの原則を明らかにしました。信頼性や著作権などの課題に対処しながら活用を模索する方針を打ち出し、多数のプロジェクトをスタートするとしています。

 BBCは活用への姿勢を示す一方で、ライセンス料を支払っている利用者の利益を守る対策を採るとも表明。生成AIが同協会のコンテンツを学習に使用するために許可なく「スクレイピング」することは公共の利益にかなわないとし、Open AIやCommon CrawlなどのWebクローラーのアクセスを防ぐ対策を採ったとしています。

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 英Guardianは9月にOpenAIをブロックしたことを明らかにしており、CNN、New York Times、Reutersなども同様の対策を採っていることが報じられています

 一方で、AP通信は7月にOpenAIと提携し、OpenAIがAP通信のテキストアーカイブの一部のライセンスを受けると発表しています。

AP通信とOpenAIの提携
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