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この絵、額縁が折れてるけど……? “額まで作品”なフレームアートがうなる秀逸さ(1/2 ページ)

既成概念を打ち破るアート。

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 あれっ、額縁が壊れてる? 額縁に細工を施したちょっと変わったフレームアートが注目を集めています。制作したのは米ニューヨーク州を拠点にアーティストとして活動するアンドリュー・スコットさん。

額縁に細工を施したアート
壊れた額縁を支える人

 自身の作品の中でもっともお気に入りというアンドリューさんの「Push」という作品名のアートは、壊れて倒れそうになっている額縁を支える人の姿が描かれています。細工された立体的な額縁と平面に描かれた絵の相互作用が何とも言えない斬新さを感じさせます。

額縁にぶら下がる少年

 また金属の額縁を使ったアートは、額縁の上部を少しだけ折り曲げ、そこに両手で掴んでぶら下がっている子どもが描かれています。まるで子どもの体重がかかったことで額縁が折れ曲がってしまったように見えます。そんなアンドリューさんのアートには「とってもユニーク」「作品に命が吹きこまれてる」といった声が寄せられ、多くの人を魅了しているようです。

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額縁に細工を施したアート
火炎瓶を持った男性

  アンドリューさんのフレームアートは額縁を切ったり折ったりするだけではありません。火炎瓶を持った男性が描かれているアートは、額縁にガスバーナーで焼き跡をつけることで、絵の中の火炎瓶が額縁を本当に燃やしてしまったように見えます。

棒でガラスを叩く人

 他にも棒を振り回している男性の絵と亀裂の入った額縁のガラスが組み合わさったことで、まるで振り回した棒によってガラスにヒビが入ったように見える作品もあります。アンドリューさんのInstagramには他にもゴム銃で額縁のガラスに亀裂が入ったように見えるものや、男性がつるはしで額縁を壊そうとするアートなどの作品が投稿されており、目を楽しませてくれます。

Image credit:Andrew Scott(Andrew Scott/Instagram

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