山の上ホテル「老朽化への対応検討」で全館休業へ　川端康成など文豪が定宿にしたホテル【追記あり】（1/2 ページ）

　川端康成や三島由紀夫など文豪が定宿としていたことで知られる山の上ホテル（東京都千代田区）が10月23日、2024年2月13日から当面の間、全館休業すると発表しました。

　理由は「竣工から86年を迎える建物の老朽化への対応を検討するため」。休館期間は未定で、決まり次第報告するとのこと。

　なおホテル外にある直営店「てんぷら山の上Ginza」「てんぷら山の上Roppongi」「てんぷら山の上日本橋三越本店内」「レストランヒルトップ順天堂医院内」は引き続き営業するとしています。

2024年11月15日追記

　明治大学が、「山の上ホテル」が建設されている土地と建物を取得したと発表。現状の外観を維持したまま必要な改修工事を施してホテル機能を継続させ、また学生支援、地域連携、社会連携の機能としても利活用ができるよう検討しているとしています。