ニュース

「木更津キャッツアイ」黄金タッグが再び! 新ドラマ「不適切にもほどがある!」、昭和のダメおやじが時をかける(1/2 ページ)

主演は阿部サダヲさん、脚本は宮藤官九郎さん、プロデューサーは磯山晶さん。

advertisement

 俳優の阿部サダヲさんが主演を務めるドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)が2024年1月からスタートします。「池袋ウエストゲートパーク」(2000年)や「木更津キャッツアイ」(2002年)といった話題作を生み出してきた宮藤官九郎さんと磯山晶さんがタッグを組んだヒューマンコメディーとなっています。


「不適切にもほどがある!」2024年1月からスタート

 同作は、ひょんなことから1986年から2024年にタイムスリップした“昭和のおじさん”小川市郎(阿部さん)が主人公。中学の体育教師かつ野球部の顧問で“地獄のオガワ”と恐れられる小川は、令和の時代では浮いてしまう不適切な言動を重ねますが、次第に現代のコンプライアンスに縛られている人々に考えるきっかけを与えていく……というストーリーになっています。


“昭和のおじさん”小川市郎役の阿部さん (C)TBS

 そんな市郎を取り巻くシングルマザーの犬島渚役に仲里依紗さん、市郎と同じ時代に生きるアイドルに憧れる秋津睦実役に磯村勇斗さんをキャスティング。また、市郎とは逆で2024年から1986年にタイムスリップしてしまう向坂サカエ役を吉田羊さんが演じます。

advertisement
犬島渚役の仲さん、秋津睦実役の磯村さん、向坂サカエ役の吉田さん(C)TBS

 阿部さんは、久々の宮藤さん脚本作への出演に「お話をいただけてうれしかったです」と喜びをコメント。「脚本を読んで、宮藤さんはやっぱり面白いことを考えるなと思いました」「昭和を生きてきた方たちが楽しめるのはもちろん、平成から令和を過ごしている和解方たちにも『こんな時代があったんだな』『こんな時代もかっこよかったな』と思っていただけるようなドラマになると思います」と呼びかけています。

 阿部さんと同い年で53歳を迎えた宮藤さんは、破天荒な昭和の時代を振り返りながら「『昔は良かった』なんて口が裂けても言いたくない。昭和もそこそこ生きづらかったし、戻りたいとは思わないけど、あの頃の価値観を『古い』の一言で全否定されるのは癪なんです。だって楽しいこともあったし、大人が自由で元気だったし」とコメント。

 磯山さんは、高いコンプライアンス意識を持つ日々の中で、「『昭和から来たおっさん』が、自分の発言のリフレクションを恐れず、傍若無人に意見を言うことで、令和の人々が『今はそんなこと言っちゃダメなんだよ!』と呆れながらも『でもそれってちょっと真理ついてるかも』と考えるきっかけになるような物語を作りたいと思って企画しました」と意図を説明しています。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

記事ランキング

  1. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  2. 高校生の時に出会った2人→つらい闘病生活を経て、10年後…… 山あり谷ありを乗り越えた“現在の姿”が話題
  3. 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  4. ディズニーシーのお菓子が「異様に美味しい」→実は……“驚愕の事実”に9.6万いいね 「納得した」「これはガチ」
  5. プロが教える「PCをオフにする時はシャットダウンとスリープ、どっちがいいの?」 理想の選択肢は意外にも…… 「有益な情報ありがとう」「感動しました
  6. 「防音室を買ったVTuberの末路」 本格的な防音室を導入したら居住空間がとんでもないことになった新人VTuberにその後を聞いた
  7. 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  8. 間寛平、33年間乗り続ける“希少な国産愛車”を披露 大の車好きで「スカイラインGT-R R34」も所有
  9. 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
  10. 「そうはならんやろ!」  おじいちゃん先生が鉛筆1本でトラを描いたら……あまりの急展開が1300万表示「なるほどわからんすごい」