動物が人間を飼いならす日も近いな……　動物園のお猿さんが来園客に指図する姿が話題【スペイン】（1/2 ページ）

　来園客に指図するマンドリルの姿がYouTubeで注目を集めています。動画は記事執筆時点で8万7000回以上再生されています。

　動画はスペイン、カディスにある動物保護センター「カステラ動物園」で撮影されました。同園には悪質な業者による繁殖・販売などで飼養放棄された保護動物たちが暮らしています。

　映像に映っているのは、同園で暮らすオスのマンドリル。撮影者の同行者がピーナッツを手に持ち、マンドリルに「こっち？」「どこ？」と話しかけています。

　どうやらマンドリルは、居住兼展示スペース内へ通じるパイプの穴へピーナッツを入れるよう同行者へ指示している様子。同行者がパイプを指し「ここ？」と聞くと、マンドリルは激しくうなずきます。

　そんなマンドリルの反応がかわいくて仕方がないのか、ついつい焦らしてしまう同行者。するとマンドリルはやきもきした様子で、「早く入れろよ！」と言わんばかりに身振り手振りで同行者を急かします。

　同行者が「わかった、ごめん」と謝りピーナッツを落とすと、あきれた様子で受け取るマンドリル。その豊かな表情や細かい動作からは賢さや人情味が伺えます。

　コメント欄には「マンドリルのほうが人間より成熟している」「ピーナッツが欲しくて真剣だね」「忍耐強い生き物だ」などの声が寄せられました。