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「スト6」フランス大会決勝、モニターにペンキで中断 環境団体乱入で(1/2 ページ)

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 11月5日に行われた格闘ゲーム「ストリートファイター6」の大会中に環境団体関係者が乱入し、決勝戦が一時中断する一幕がありました。

画面にペンキのようなものを塗る様子(画像はデルニエール・レノバシオンが公開した動画より)

 事件が起きたのは、日本人選手も複数出場していた、フランス・パリで行われた「CAPCOM Pro Tour 2023」オフラインプレミア。決勝戦が始まって間もなく、環境団体「デルニエール・レノバシオン(Derniere Renovation)」の活動家2人が柵を飛び越えて壇上に駆け上がり、対戦中のモニターをペンキのようなもので塗りつぶしました。

 大会の中継映像ではプレイヤーとモニターの間に活動家らが割り込む様子と、その後警備員に連行される様子が確認できます。活動家のシャツにはゲームの決勝になぞらえたとみられる「これがわれわれの最後のラウンドだ」とのメッセージが確認できます。

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乱入は動画の3時間2分35秒付近
柵を乗り越える活動家2人(画像はデルニエール・レノバシオンが公開した動画より)
乱入の瞬間。画面右上のワイプで、MenaRD選手とモニタの間に環境団体の活動家が割り込む様子が見える(画像はYouTubeチャンネル「Capcom Fighters」より
壇上で連行される活動家(画像はYouTubeチャンネル「Capcom Fighters」より

 決勝戦は試合が中断してから約15分後に再開。中断前に試合を優勢に進めていた香港のクリス・ウォン選手が開幕ラウンドでパーフェクト負けを喫しましたが、その後なんとか持ち直して優勝。2024年に行われる優勝賞金100万ドル(約1億5000万円)の大会「CAPCOM CUP X」への出場権を獲得しました。

優勝したクリス・ウォン選手(中央)

 デルニエール・レノバシオンは2022年設立。これまでにツール・ド・フランスや全仏オープンでも同様のパフォーマンスを行い物議を醸していました。

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