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キャサリン妃役抜てきの新人俳優、イベントでのドレス姿が「全然プリンセスじゃない」 一部ファンの理不尽たたきにあきれる声も(1/2 ページ)

お姫様は大変。

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 Netflixの人気ドラマシリーズ「ザ・クラウン」シーズン6のプレミアが11月12日(現地時間)に開催されました。若き日のウィリアム王子(現ウィリアム皇太子)役と、ケイト・ミドルトン(現キャサリン皇太子妃)役に抜てきされた米俳優のエド・マクヴェイと英俳優メグ・ベラミーが登場。このときのメグのドレスが“全くキャサリン妃らしくない”として話題になっています。


キャサリン皇太子妃らしくないと言われたドレス。向かってメグの左がエド、右はヘンリー王子役のルーファス・カンパ(画像はメグ・ベラミーのInstagramから)

 米ロサンゼルスで開催されたプレミアに、同シリーズのキャストが登場したニュースが報道されると、一部のエンタメウォッチャーは英ファッションブランド「ステラ・マッカートニー」による胸元が大きく開いたメグのドレスが“キャサリン妃らしくない”と思ったもよう。

 王室“らしさ”に格別のこだわりをうかがわせ、「キャサリン妃がこんな格好しているのを見たことがない」「ケイトは絶対にこんなドレス着ないよ」「全くプリンセスらしくない」「この女性にはちっともキャサリン妃的なものを感じないよ」とチクリ。「もっといい人いなかったの? 2人とも(ウィリアム王子とケイトに)全然似てない」と、ついにはエドまでとばっちりをうける形で散々なコメントが。

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 しかし新人2人への辛らつなコメントをたしなめるように、「俳優はね、24時間365日役になりきってるわけじゃないんだよ」「若いんだから。時間をかければスターは輝き始めるさ」と俳優自身と役柄は別であると諭す人や、まだこれからキャリアを積んでいく若い2人は徐々に磨かれオーラを発するものとおうような“大人”のコメントを書き込む人もみられ、コメント欄を落ち着かせています。


2001年に出会い、交際に発展していく2人が描かれる(画像はメグ・ベラミーのInstagramから)

 「ザ・クラウン」は、史実を交え、2022年に崩御したエリザベス女王の生涯を軸に、英国王室の治世や家族の愛増を中心に描くドラマ。最終章となるシーズン6は1990年代後半から2000年代前半にかけての物語を2部に分け、パート1では1997年に起きたダイアナ妃の事故死へ焦点が当てられ、パート2ではセント・アンドルーズ大学に在籍していたころのウィリアム王子と、のちのキャサリン妃となるケイト・ミドルトンとの出会い・交際への発展も描かれます。

 このウィリアム王子役とケイト役には無名だったエドとメグが大抜てき。今回プレミアではメグのドレスが気に入らず“らしくない”とのコメントを書き込む王室ファンも現れましたが、配役が発表されたとき、またのちに場面カットが公開されると2人とも本人たちと“驚くほど似ている”との声があがっていました。


キャスティング発表当時“似ている”と騒がれたウィリアム王子役のエド(画像はメグ・ベラミーのInstagramから)

 現在21歳のメグはこれまでに全くプロとしての演技経験がなく、自身で撮影した動画を送ってオーディションを突破し、いきなりケイト役に選ばれるという驚きのエピソードを誇る期待の新星。一方、22歳のエドもメグほどではないもののキャリアは浅く、ロンドンの演劇学校「ドラマセンター」で演技を学び、これまでは舞台を中心に活躍してきました。今回ウィリアム王子役に選ばれた理由のひとつは、完璧なクイーンズイングリッシュを話すことと報じられ、これまでのキャリアを知る人もほとんどいない2人は、同シリーズでどのような演技を見せてくれるのか未知数です。

 なお、プレミアにはメグとエドに加え、フィリップ王配役のジョナサン・プライス、ダイアナ妃役のエリザベス・デビッキ、ドディ・アルファイド役のハリド・アブダラ、パート2でのヘンリー王子役のルーサー・フォード、パート1でのウィリアム王子役のルーファス・カンパ、パート1のヘンリー王子役のフリン・エドワーズらが登場しています。パート1で思春期のウィリアム王子を演じるルーファスもまた、エドと同時に全くの無名で選出されており、シーズン4で若き日のダイアナ妃を演じてゴールデングローブ賞を獲得したエマ・コリンのように、この人気シリーズから新しく誕生する若い才能に注目が集まっています。なお同作シーズン6は11月16日にパート1が、12月14日にパート2の配信開始を予定しています。

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