「ブギウギ」、視聴者から愛される六郎とスズ子が別れ　姉にだけ明かした本音に「明るいふりをしていたのね」（1/2 ページ）

　俳優の趣里さんが主演を務めるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の第38回が11月22日に放送。スズ子（趣里さん）と六郎（黒崎煌代さん）姉弟が久々の再会を果たし、そこで明かされた六郎の本音に胸を痛める視聴者からの声が寄せられました（以下、ネタバレ含む）。

　第38回では、入隊する前にお世話になった人の元を訪ねていた六郎。東京のスズ子（趣里さん）とも久しぶりの再会を果たすと、「また馬鹿にされるかもしれんし、死ぬかもしれんやろ」と母親には打ち明けなかった本音を明かします。

　そしてスズ子は母・ツヤ（水川あさみさん）の病状が良くないことも知ります。六郎を見送ってからしばらくしたころ、公演真っ最中のスズ子に、大阪から母が危篤であるとの電報が届き、大阪に帰るか舞台に立つかの選択に迫られる……というストーリーでした。

　スズ子にだけ見せた六郎の弱さにネットでは、「両親に心配かけまいと明るいふりをしていたのね。なんていじらしい」「不安をみんなに見せまいとしてたんだ。『ワイ、死にとうないわ』。スズ子に言えて甘えられてよかった」「死の意味もその瞬間もちゃんと想像して、恐怖を抱えた上で行くんだ」と反響が寄せられました。

　また、大阪には帰らず、舞台に立つことを選んだスズ子の「センチメンタル・ダイナ」に「覚悟を決めて舞台に立つスズちゃん センチメンタル・ダイナ 最高に素晴らしかったです」「この前のセンチメンタルダイナと違う顔付き」「ここでセンチメンタル・ダイナは胸に沁みる」「喝采の下で引き裂かれるようなスズ子の凄絶な表情に胸が痛む」など趣里さんの演技をたたえる声もあがっていました。

前回の「ブギウギ」

(C)NHK