モー娘。次期リーダーがついに発表　伝統重視の年功序列か、異例の後輩抜てきか…ファンの議論についに答えが（1/2 ページ）

　「モーニング娘。’23」が11月25日、10代目リーダーとして9期メンバー生田衣梨奈さんの就任を発表。同グループは同じく9期の譜久村聖さんが同月29日開催のコンサートで卒業予定で、次期リーダーには誰が選ばれるのかファンの間でしばしば議論になっていました。

伝統vs飛び級人事

　生田さんのリーダー就任は25日開催のツアー北海道公演で発表。同日更新したブログで、リーダーの仕事には表に出ないものも数多くあり「簡単な気持ちでは出来ないのが分かってるからとっても不安でした」と心境を明かした生田さん。しかし初代リーダーの中澤裕子さんをはじめ、矢口真里さん、新垣里沙さんと歴代の先輩に加えてつんく♂さんが背を押してくれたことを明かし「頑張って行けたら」と前向きにつづりました。

　現リーダーの譜久村さんは、2014年11月に先代の道重さゆみさん卒業と同時に就任。約10年におよぶ就任期間はダントツのトップ記録で、またグループ在籍期間も現在は9期メンバーの譜久村さんと生田さんが最長となっています。

　ファンの間では2022年11月に譜久村さんが卒業を発表して以来、次期リーダーを巡る議論が活発に交わされてきました。モー娘。の歴代リーダー職は加入順、同期がいる場合は年長者を選んできたという背景があり、譜久村さん卒業後のモー娘。でいえば、加入順は生田さんが先。しかし年齢は10期メンバーの石田亜佑美さんが1歳年上で、現体制では2人でサブリーダーを務めています。

　また、同じハロー!プロジェクトのグループ「アンジュルム」は6月、前任リーダー卒業時に当時のサブリーダーと最古参メンバーを飛ばして上國料萌衣さんが新リーダーに抜てき。いずれも在籍期間が10年を超え、2024年には27歳になる2人ではなく先を見据えてもっと若い後輩メンバーを選ぶ異例人事もあり得るのではと2人以外のメンバーを候補とする声も多く上がっていました（関連記事）。

　ふたを開けてみればサプライズなしの順当な結果ではありつつも、注目度の高さから生田さんリーダー就任発表は当日、X（Twitter）でトレンド入り。お祝いに加えて「りぽんリーダーなるのプレッシャーに感じて泣いてたけど楽しくやって欲しいなぁ。新体制も応援するぞ！」「元々面倒見良くて後輩から慕われてるしなんも心配いらん　えりぽんリーダー応援します」とエールが数多く投稿されています。