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大物音楽プロデューサー、35歳年下妻と2歳児育児で世代間ギャップ 「昔は良かった」「だから同世代の人と付き合うべき」と反響さまざま(1/2 ページ)

松田聖子さんの楽曲も手掛けた超大物。

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 マイケル・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストン、セリーヌ・ディオン、マドンナら多くの大物アーティストの楽曲を手掛け、日本でも松田聖子さんの楽曲「抱いて…」(1988年)の作曲などでも知られるカナダの音楽家/音楽プロデューサーのデイヴィッド・フォスター。現在35歳年下の妻で歌手・俳優のキャサリン・マクフィーと2歳の息子の子育てに奮闘する中、世代の隔たりを感じ意見が合わなくなる事柄について明かしています。


35歳年下妻と育児中に感じるジェネレーションギャップを語る(画像はデイヴィッド・フォスターのInstagramから)

「彼の時代の子育てと私の時代の子育ては違う」

 現在74歳のデイヴィッドと39歳のキャサリンは2019年6月に結婚。2021年2月に長男が生まれています。

 11月24日に公開された米People紙の記事でインタビューに答えた2人は、35歳という年の差から長男レニーの子育てにジェネレーションギャップを感じることが多々あると語ります。デイヴィッド側としては「僕は厳しくしつけたいのに、キャット(キャサリンの愛称)はそれに乗り気じゃない」とのこと。

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 しかしキャサリンは「私は私のやり方でしつけをしたいだけ」と反論。「タイムアウト(※子どもが望ましくない行動をとったとき、その行動を中断・忠告し、聞き入れない場合は別部屋などで1人にし、感情をコントロールさせる方法)みたいな、古風なしつけ方法もあるでしょう」と主張。「2歳、3歳の子どもが1人で反省できると思い込むんじゃなくて、もっと心のこもった子育てができるはず」と持論を展開しました。

 続けて、「新しい子育ての方法は、子どもが知的に理解できることは限られているって理解することだと思います。『あれはすごく悪かった。すごくすごく悪かったよ』なんて言うのは辱めることになるんです。しつけというものは時間をかけて行われるものでは」と述べました。


2歳にして音楽的才能を発揮する長男(画像はデイヴィッド・フォスターのInstagramから)

 このキャサリンの子育て論に、デイヴィッドは全面的に同意してはいないものの、「成果主義」だというデイヴィッドと、「急がない子育て」を目指すキャサリンは、意見の食い違いによって言い争うことはないそう。「ただ、アプローチの仕方が違うだけで彼の時代の子育てと私の時代の子育ては違う」と世代の違いが生み出す考え方の違いをそのまま認めているといいます。

 さらに「パーソナルスペースの保ち方とか、そういうことを時間をかけて学んでいくんです」と時間をかけてしつけることの大切さを説くキャサリン。「子どもは親よりももっと、教師やクラスメイトたちからネガティブな反応を受ける経験をしなければならないんです」「だから私たちは、ただ待つだけ」とこの先もっと厳しい経験が待ち受けている子どもたちへ、親がさらに厳しい態度をとることはないと説明しました。

人気モデル、ジジ&ベラ・ハディッドにとっては元義父であるデイヴィッド・フォスター

 デイヴィッドにとってキャサリンとの結婚は5回目の結婚であり、レニーも彼にとって5人目の子ども。すでに7人の孫にも恵まれています。

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ジジ&ベラの母ヨランダ・ハディッドは4番目の妻

 SNSではデイヴィッドとキャサリンが子育てにおいて感じているジェネレーションギャップに対し、「彼は正しいと思う。世の中はしつけのなってない子どもや若者たちであふれかえっているよ。子どもが悪いのではなく、子どもの不適切な行動を正そうとしない親が悪い」「まあ、彼の時代の子育ての方がよっぽどうまくいってたと思うけどね」などと支持する声や、「だから同世代の人と付き合うべきなんだよね」「子どもを持つ前にこのことはよく話し合うべきじゃなかったのか?」など、意見の相違は事前にわかっていたはずとする意見が多く寄せられています。

 また、「『タイムアウト』は古風なんかじゃないよ。私たちの時代はタイムアウトなんてなかったよ」と指摘する声や、「両方のスタイルをミックスするのはいい方法。何の説明もなくタイムアウトにしたり罰を与えるのは良くないことだよね。時間をかけて何が良くなかったか説明すべき。子どもをiPadの前に座らせ続けるのも、1日中怒鳴りつけているのもどちらも良くない」と両方の世代から良い部分を合わせればと建設的な意見も散見されています。

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