周年ライブ開催の櫻坂46、ZOZOマリン最多の7万2000人を動員　“新人”3期生の活躍も光る1年に　「桜の木を全員で守っていきます」（1/3 ページ）

　アイドルグループ「櫻坂46」の3周年を祝したライブ『櫻坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』が11月25日＆26日にZOZOマリンスタジアムで開催。動員数は同所で開催したライブとして史上最高の7万2000人を記録し、会場をびっしりと埋め尽くした観客たちや配信で参加した国内外のファンらが、彼女たちのパフォーマンスを見守りました。

　1日目（25日）で1期生の土生瑞穂さんが卒業したことから、2日目が新体制での初ステージとなった同グループ。

　開演前から小雨がちらつく天候となっていたものの、1曲目「Buddies」で会場の熱気が高まると、約7カ月前から休業していた遠藤光莉さんの復帰がサプライズ発表。ファンからの暖かい声援に、遠藤さんは笑顔で応えます。

　MCを終え、「Dead end」「摩擦係数」「なぜ 恋をして来なかったんだろう？」「それが愛なのね」を相次いでパフォーマンスし、勢いをさらに加速させるように3期生メンバーによる「夏の近道」が披露され、さらなる一体感に包まれた会場。最終的にライブ本編で22曲、アンコールも含めると全25曲というセットリストとなり、彼女たちの最新のパフォーマンスをファンは目に焼き付けていました。

　2023年の大きなトピックスとして、今回がアニバーサリーライブ初参加となる3期生の加入や、海外公演への参加、紅白出場決定などがファンの間で話題となった櫻坂46。最新シングル「承認欲求」表題曲では谷口愛季さんと山下瞳月さんがフロントメンバーに抜てきされるなど、3期生も頭角を現しはじめています。アニバーサリーライブ2日目では、同シングルに収録された3期生による共通カップリング曲「マモリビト」も披露。同曲センターの小島凪紗さんによる「これまでもこの先も、その責任を胸に、この大好きな桜の木を全員で守っていきます」という思いの詰まった宣言とともに、全身全霊のパフォーマンスをファンに届けました。

　また、ライブ終盤にはキャプテンの松田里奈さんが心境を吐露。「欅坂46」からの改名を経てがむしゃらに活動してきたと振り返った上で、「迷いながらも櫻坂46というグループに胸を張って活動してきたからこそ、そしてBuddiesの皆さんの応援と支えがあったからこそ、今この景色を見れらていると思うと本当にうれしくて」

　「去年の今頃はちょっと悔しい思いをしたり、今年のツアーも空席が目に入ることもあったんですけど、今年に入ってからシングルを3枚発売させていただいたり、初めての海外でのライブにも挑戦させていただいたり、そして今年は年末に皆さんと締めくくれる日があるという、本当に特別な1年でした。いつもいろいろいただいてばかりなので、今度は私たちから皆さんに恩返ししたい気持ちでいっぱいです」とファンへの思いを明かしています。