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人気TikToker・ゆりにゃが詐欺事件に涙の謝罪 自身のアカウントきっかけで発生も、“ニセ被害者”には弁護士対応宣言(1/2 ページ)

事件が発生してから約2カ月半。

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 人気TikTokerのゆりにゃさんが11月28日にYouTubeチャンネル「ゆりにゃ」を更新。恋人の齊藤太一さんと一緒に、自らのInstagramアカウントへの投稿をきっかけに詐欺事件に巻き込んでしまったファンに謝罪し、今後の対応などについて伝えました。


涙ながらに謝罪したゆりにゃさんと齊藤さん(画像はYouTubeから)

偽キャッシュバックキャンペーンを拡散

 事件は9月、ゆりにゃさんのInstagramストーリーズにPRとして投稿された“大手企業が実施しているキャッシュバックのキャンペーン”に端を発するもの。実際には企業は全くの無関係で当該のキャンペーンは存在せず、LINEを介して消費者金融サイトに誘導し、口座を作らせた上でIDやパスワードを聞き出し、勝手にお金を引き出すという被害が発生していました。複数のファンが被害に遭っており、9月11日には「投稿は自分が行った」として齊藤さんが涙ながらに謝罪していました(関連記事)。


涙ながらに謝罪していた齊藤さん(画像は過去記事から)

 当初から一連の投稿は齊藤さんによるものと主張し、ゆりにゃさんの関与を否定していたこともあり、ゆりにゃさん本人がSNSやYouTubeで事件に触れることはこれまでありませんでした。しかし、事件発覚から約2カ月半が経過した11月28日になって、ゆりにゃさんは齊藤さんとともに白いシャツ姿でカメラの前に立ちYouTubeで謝罪。報告が遅れたのは体調を崩していたためだと説明しており、警察や弁護士に相談しながら被害者に“寄り添う形”で問題解決に向けて動いていると明かしました。

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 また、詐欺被害に遭ったファンには直接謝罪をし、被害額相当の“寄付”を実施していると公表。一方で、実際には被害に遭っていない“ニセの被害者”が複数発生し、加えて誹謗(ひぼう)中傷などの問題行動を起こしている人も一部見られたたため警察に相談し、弁護士をまじえて対応しているとも。齊藤さんは前回に続き、ゆりにゃさんのSNSは自身が管理していたことを強調し、PR投稿は独断で行ったこと、ゆりにゃさんをかばったわけではないと繰り返し訴えています。


詐欺被害に巻き込まれる前のゆりにゃさん(画像はゆりにゃInstagramから)

 最後にゆりにゃさんは、傷つけてしまったファンに涙ながらに謝罪。「ファンの方がいなくなるんじゃないかと思うと、寂しさや悲しさで胸が張り裂けそうになります。今でもこれからもずっとファンのことが大好きなのには変わりありません。本当にずっと大好き」と強い思いを伝えるとともに、今後のSNSへの投稿については自身の言葉で責任を持って伝えると宣言。加えて被害者への“寄付金”については「当初太一君が働いてお金を渡すとお伝えしておりましたが、かなり現実的ではないため私も一緒に働きます」と自身も協力していくとしました。

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