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一世風靡の52歳元アイドル、がん受診の遅れ巡って後悔しきり 同じ病で亡くした母思い「怖さわかってるはずなのに」「自業自得なんです」(1/2 ページ)

3年前にがんで内臓の一部を摘出。

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 80年代に一世を風靡(ふうび)した元アイドルの俳優・立花理佐さんが11月29日にブログを更新。大腸がんで亡くなった母の苦しみを間近で見ていたにもかかわらず、自身のがん発見を巡って受診が遅れたことへ後悔をにじませています。


立花理佐さん(画像は立花理佐オフィシャルブログから)

同じがんに苦しんだ立花母子

 11月24日に「2020年に直腸癌と診断され腸、子宮、卵巣、膣の摘出手術を受けました」と公表し、現在は再発もなく順調に回復していると伝えていた立花さん。10月くらいから悪化していたうつ状態も良くなりつつあるため、読者へ今回知らせるに至ったとしていました。

 大病報告後の29日には、「私の母は、大腸癌で60歳で逝ってしまいました」と親を同じがんで亡くしていたことも告白。自覚症状があったものの痔(ぢ)だと思っていたこと、市販の薬が効いたことなどから受診が遅れ、がんと診断されて手術したころには「すでにいろんな所に転移していて、手の施しようがなかった」といいます。

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立花さんの生前の母の姿(画像は立花理佐オフィシャルブログから)

 そんな母の闘病を間近で見ていた立花さんでしたが、いざ自身のことになると「ガンの怖さわかってるはずなのに… 家族にも辛い思いさせること充分味わったはずなのに」「20年以上の月日が、油断させたのか…」「いや、私は違う。私のは、ガンじゃない。そう思ってしまった。そうであって欲しくて思い込もうとしたんだと思う」と自覚症状から目をそむけてしまい、同じように受診が遅れてしまう結果に。

 「ママが命をかけて教えてくれたのに…」「ほんと後悔しても遅いけど、今だに悔しい。でも、自業自得なんです」(原文ママ)と後悔の念にさいなまれつつ、「後悔ばっかしてても、時間が戻る訳でもないので、私が経験した事を話したことで、第二の私になるような人が一人でも少なくなってくれたら幸いです」と自分たちと同じ轍を踏まないためにも気にかかる症状があるなら早く受診するようにと呼びかけていました。


若かりし日の母と立花さんの2ショット(画像は立花理佐オフィシャルブログから)

 ファンからは「ご自身を責めないで欲しいです」「たくさんの辛い思いをしてきたんでしょうね」と心に寄り添う声とともに、「健康診断しかして来なく、これまで調べたことないですが、検査に行ってみようかと考えてます」と立花さんの言葉に突き動かされたという声が寄せられています。

アイドルコンテストでグランプリの過去も

 立花さんは14歳だった1986年に「第1回 ロッテ CMアイドルはキミだ! コンテスト」でグランプリを獲得。

 1987年にはTBSドラマ「毎度おさわがせしますIII」で主人公の内海はるか役を演じて注目を集め、同年発表したデビュー曲「疑問」から「サヨナラを言わせないで」まで合計4曲がチャート最高位5位以内を記録するなど、歌手としても成功。2000年代初頭までコンスタントに芸能活動を続けていました。

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