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NHK、取材メモ流出認め謝罪 子会社の派遣スタッフによるもの(1/2 ページ)
ネットでの誹謗中傷問題を取り上げる企画概要や、取材対象者へのインタビュー内容など。
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NHKは12月1日、公式サイトで情報流出の事実を認め謝罪した。NHKの報道局に所属する記者が作成したとみられる取材のメモなどが、X(旧Twitter)上で拡散していた。
「取材に関する情報の流出について」とする文書には、「NHKの記者が、先月、取材したインタビューの内容メモなどが、インターネット上に流出したことが分かりました」と流出について確認したことを報告。「NHKの子会社が契約している派遣スタッフが、きょう、自分が流出させたと認めました」と社内調査の結果を明らかにし、インタビューに協力した人へ謝罪している。
今回流出し拡散されたメモには、ネットでの誹謗中傷問題を取り上げる企画概要や、取材対象者へのインタビュー内容などが記述されていた。
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NHKは「取材に関わる情報が外部に流出したことは、取材対象者との信頼関係を損なうだけでなく、NHKに対する視聴者の皆さまからの信頼を損なう、あってはならないことで、深くお詫び申し上げます。事実関係をさらに調査したうえで、厳正に対処してまいります。また、管理体制を強化するなど再発防止策をとりまとめ、信頼の回復に努めます」とコメントしている。
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