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「ヒバヒル」ブレンダ役俳優、脳腫瘍手術直前に夫の“裏切り”が発覚 壮絶告白に慰め続々「あなたのせいじゃない」

2015年からがんとの闘病をオープンに。

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 90年代の人気ドラマ「ビバリーヒルズ高校白書/青春白書」に出演し、ブレンダ役として人気を博した米俳優シャナン・ドハーティー。2015年から続いているがんとの闘病について、12月6日更新のポッドキャスト「Let's Be Clear」で手術直前に元夫の浮気を知ったというつらいエピソードを語りました。


赤裸々なエピソードを語るシャナン(画像はシャナン・ドハーティーのInstagramから)

手術直前に浮気が発覚、付き添いを希望する夫にシャナンは……

 2015年に乳がんを告知されてから、さまざまなプラットフォームを通じて闘病の様子を公表してきたシャナン。2017年に寛解したものの、2020年には乳がんの再発とステージ4であることを明かしていました。2023年1月5日には脳への転移が判明し、第1回目の放射線治療を「私が怖がっているのは明らか」と涙を流しながら乗り越える様子を動画でシェア。彼女のもとには多くのエールが寄せられていました(関連記事)。

 ポッドキャストの最新エピソードでは、1月16日の早朝に受けたという脳腫瘍の手術について回想。「脳腫瘍の手術は、これまで経験したことがないほど恐ろしいものだった。私の頭の中では、もし死ななかったとしても歩けなくなったり話せなくなったりするのがベストシナリオだった」と自身が感じていた恐怖を率直な言葉で振り返っています。

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1月16日に脳腫瘍の手術を受けるシャナン(画像はシャナン・ドハーティーのInstagramから)

 さらにあろうことか同じタイミングで、長年闘病生活を支えてきた夫(当時)でフォトグラファーのカート・イスワリエンコの不貞を知ったと告白。「夫が2年間浮気をしていて、結婚生活が本質的に終わってしまったことを知ったあと、朝早く私は手術へ臨みました」とさらに大きな困難が目の前に降りかかってきたことを明かしました。

 シャナンは、カートが手術への付き添いを望んでいたとしながらも、とてもそんな気持ちにはなれず彼以外の家族や友人に付き添ってもらったとのこと。そして「裏切られたと感じていた。14年間一緒にいて、心から愛していた人に愛されていないと感じていた」と想像を絶する状況に置かれた気持ちを語りました。

「ビバヒル」後、3度の結婚と離婚を繰り返すも「今でも愛を信じている」

 シャナンは1993年に俳優のアシュレイ・ハミルトンと最初の結婚をしますが1994年に離婚。2002年にはポーカプレーヤーのリック・ソロモンと再婚し、2003年に離婚しています。

 3人目の夫となるカートとは2011年10月に結婚し、11年にわたる結婚生活を送るあいだ、がんとの闘いを夫婦で乗り越える姿を示してきました。しかし今回明かされたいきさつにより、4月に離婚を申請したシャナンは当時代理人を通してメディアへ、離婚は苦渋の選択であり「残念ながらほかに選択肢がないと感じた」と説明。カートと結婚する前には、「私にとって結婚はとても大きな約束事であり、もう軽々しくするようなものではない」と述べ、過去の経験から結婚がとても重大な決断であると教訓を得たとしていました。


元夫のカート・イスワリエンコとシャナン(画像はシャナン・ドハーティーのInstagramから)

 最終的に離婚の決断を下すまでには時間を要し、「今でも本当につらい」とシャナン。「この人とは思い出がたくさん、美しくすばらしい思い出がたくさんある」と述べ、離婚を決意するまでにカートの交際相手とも話したとのこと。「私は3度の結婚に失敗したけど」としつつ、「今でも愛を信じている」と前向きに述べ、40年以上夫婦としてあり続けている両親の姿から得たものについて語っています。

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「これはほんの序章にすぎない」と予告

 このエピソードのリスナーたちからは、「正直で、真実で、深い。あなたはがんについて可能な限り最善な方法、エモーショナルに、でもユーモアも交えて語っているんだね」「すばらしいエピソードだった。あなたの正直さ、勇敢さに畏敬の念を覚えるよ」など、包み隠さず自身の体験や感情を伝えようとするシャナンの姿勢を称賛する声が多数寄せられています。

 また、「あなたのせいじゃないと思うよ。物事はいつも思い通りにいかないものなんだ。でもそれだってあなたのせいじゃない」「今年母をがんで亡くし、母が脱毛に耐えるのを見て、私の髪も抜けていきました。自分のアイデンティティーの一部だった髪を失うのはつらいことだった。シャナンのおかげで、深い真実を受け入れることができたよ」などとシャナンの言葉に感情を揺さぶられたという声も。さらに、衝撃的な内容に思える今回のエピソードですが「This Is Only The Beginning(これはほんの序章にすぎない)」と題されており、シャナンが語る次のエピソードへ早くも期待を寄せる声も書き込まれています。

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