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「ビバヒル」ブレンダ役俳優、脳へがん転移公表 泣きながら治療受ける様子公開し「私が怖がっているのは見てのとおり」

ステージ4の乳がんで闘病のさなか。

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 1990年代の人気米ドラマ「ビバリーヒルズ高校白書/青春白書」でヒロインのブレンダ役を演じた俳優、シャナン・ドハーティーが6月7日にInstagramを更新。脳へのがん転移を報告し、その治療の動画を公開しました。

脳のがん治療を受けるシャナン・ドハーティー
動画には涙ぐむ様子も(画像はシャナン・ドハーティー 公式Instagramから)

 シャナンによると1月5日に脳へのがん転移が明らかになり、1月12日に放射線治療の第1ラウンドが行われたとのこと。「私が怖がっているのは見てのとおり。私は極度の閉所恐怖症で、人生にはいろいろなことが起きてきた」と治療への恐怖についてつづっています。

 一方で、「アミン・ミラディ医師のような素晴らしい医師や、シダーズ・サイナイ(メディカルセンター)の素晴らしい技術者たちに恵まれているので、私は幸運です」と医療スタッフの優秀さに触れつつ感謝。「しかし、あの恐怖……混乱……その全てのタイミング……。これがまさにがんの姿なのです」と、容易には受け入れ難い体験であることをあらためて伝えています。

脳のがん治療を受けるシャナン・ドハーティー
脳のがんへの放射線治療の様子(画像はシャナン・ドハーティー 公式Instagramから)

 シャナンが率直につづった内容へ、コメント欄にはファンからの励ましの声の他、俳優のサラ・ミシェル・ゲラーからは「あなたは戦士です」というコメントが、セルマ・ブレアからは「私たちがあなたを抱きしめていることを知ってください」というコメントが寄せられました。

 また、シャナンの出演作「モール・ラッツ」(1995)のケヴィン・スミス監督は、「君はこれまでずっと恐れを知らないファイターだった。だからこそ、時にはちょっとくらい怖がってもいい。でもその状態が過ぎたら、不屈のドハーティー・スピリットを再び受け継いでくれ」とコメントしています。

シャナン・ドハーティー
2022年3月ごろの投稿(画像はシャナン・ドハーティー 公式Instagramから)

 シャナンは2015年に乳がんを公表。闘病中にも俳優活動を継続し、2019年には約20年ぶりのシリーズ新作ドラマ「ビバリーヒルズ再会白書」に出演しますが、2020年には乳がんが再発しステージ4であると発表。一方で2023年4月には、約11年半の結婚生活をともにしてきた3人目の夫、写真家カート・イスワリエンコと離婚しています。

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