人気アニメシリーズ、最新作を放送前にデータ販売 シリーズ全作を二次創作可能にしてしまう 「さすが邪神ちゃん」「行動力の化身すぎる」(1/2 ページ)
邪神ちゃん行動力の塊。
テレビアニメ「邪神ちゃんドロップキック」の最新作「邪神ちゃんドロップキック世紀末編」が、12月26日の放送を前に、映像データを同日からAmazon.co.jpでダウンロード販売すると発表。全編を用いた二次創作作品を許諾する考えが明かされました。
「邪神ちゃんドロップキック」は、ユキヲさんが2012年から『COMICメテオ』で連載中の漫画を原作とするアニメ作品で、これまでに3度アニメ化。「違法より早い」本編切り抜き映像も話題となった他、KADOKAWAが提供する二次創作の管理/収益分配サービス「クリエイターサポートプログラム(CSP)」の下、クリエイターがニコニコやYouTubeで切り抜き動画や解説/考察動画を公開可能とするなど、既存のアニメビジネスの枠内にとらわれない取り組みを続けています。
全作二次創作OK・世紀末編は全編使用OKに
これまで3期「邪神ちゃんドロップキックX」のみ二次創作ガイドラインが設けられていましたが、1期、2期と最新作「世紀末編」のシリーズ全作を二次創作ガイドラインの対象とすることを発表。映像の利用可能範囲は、アニメ1期~3期がYouTubeで公開するコンテンツ1件あたり1話10分まで、「世紀末編」は時間の制限なく利用が可能。ガイドラインに沿って利用することで、切り抜き動画などの公開、収益化が可能となります。
「邪神ちゃんドロップキック【世紀末編】」のアニメ映像データは、Amazonで12月26日から販売。映像データは300円で販売され、配信チャンネル運営者はKADOKAWAのCSPに参加することで、二次創作作品や本編映像を配信し広告収入を得ることができます。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。