さだまさし、谷村新司さんの誕生日に“40年前の思い出ショット”　死去報道後は悲痛な思いつづり「俺は信じない」（1/2 ページ）

　シンガー・ソングライターのさだまさしさんが12月11日にInstagramを更新。10月に亡くなった同じくシンガー・ソングライターの谷村新司さんの誕生日に、40年以上前の思い出の写真を投稿しています。

1979年の野球大会の写真を公開

　さださんは「今日 谷村さん誕生日　この試合からもう40年だねぇ」としみじみつづり、1979年に開催されたチャリティー野球大会と思われるセピア色の写真を投稿。当時27歳のさださんは「フリーフライト」、31歳の谷村さんは「ヤングジャパンライナーズ」と各チームのユニフォームに身を包んでいます。

　谷村さんが存命であれば、この日は75歳の誕生日。思い出がつまった2ショットにファンからは、「懐かしい……みんな青春でしたね」「チンペイさんが居ないなんて、未だに信じられません」「優しい笑顔が、忘れられないです。素晴らしい曲はずっと残りますね」「谷村さん、会いたいです」といった谷村さんを悼む声が多数寄せられました。

　また、同日は都内で谷村さんのお別れの会も開催され、数多くの著名人が参加。谷村さんが初めてディナーショーを開催したグランドプリンスホテル新高輪「飛天」に約2000人のファンが集まり、谷村さんをしのびました。

谷村さんの訃報を受け入れられず「信じない」とコメント

　谷村さんの所属事務所は10月16日、「今年の3月に腸炎での手術を行い療養を続けておりました谷村新司ですが10月8日に息を引き取り永眠いたしました」と発表（関連記事）。

　谷村さんがリーダーを務めていたフォークグループ「アリス」の堀内孝雄さんは「僕にとってのチンペイさんは、50年来の親友であり、『アリス』のリーダーであり、そして良きライバルでした」「あの時誘ってくれなかったら、今の僕はありません」と当時を回顧。同グループメンバーの矢沢透さんも、「新しいアリスの始まりに胸躍らせていた矢先のことでした」と無念さのにじむ言葉を伝えています（関連記事）。

　訃報が流れた10月16日、さださんは生前の谷村さんとの2ショットとともに「いやいや、俺は信じない」「何度か電話しても出ないから、どっか旅にでも出たに決まってる」とInstagramに投稿。

　51年前に出会ってからの思い出を「兄貴の如く仲良くしてもらった」「甲子園や後楽園で野球の試合もした」「静岡では一緒に飲み歩いた」「長崎でも、武道館でも、あっちこっちでも一緒に歌った」と振り返り、「一言も、なにも言わずにいなくなりましたって？　いやいや、俺は信じない」と悲痛な思いをつづっていました。