「常識考えろ！」　デビュー直後の有名俳優、病室で怒鳴られ平身低頭の過去　い合わせた“患者”「この男前は違うんです」（1/2 ページ）

　お笑いコンビ「130R」のほんこんさんが12月10日、「千原兄弟」千原ジュニアさんのYouTubeチャンネルに出演。相方・板尾創路さんの伝説的エピソードを語る企画の中で、当時デビュー直後で無名だった人気俳優を知らずに叱りつけてしまったことを知り「うそや！」と驚がくする一幕がありました。

22年たって明かされた真実

　この日の動画は、千原さんとほんこんさんが板尾さんについて語り合う回。15歳のころの千原さんがお笑いタレントの吉田ヒロさんの引っ越しを手伝いに行った際にたまたま同じマンションに住んでいた板尾さんと出会ったことや、劇場の入り時間を巡って「130R」唯一のケンカがあったことなど、さまざまな思い出話に花を咲かせました。

　板尾さんが時間ギリギリに劇場入りすることに怒ったというほんこんさんのエピソードから、話題はほんこんさんの人間性に。「ほんこんさんって芸人である前に、社会人として正しいかどうかってジャッジがすごい」と語る千原さんは、2001年に自身がバイク事故で入院していたときの出来事を振り返ります。

　千原さんのお見舞いに行ったほんこんさんは、先にお見舞いに来ていた芸人5人と“男の子”1人が病室で「キャッキャキャッキャ」していたことを叱責（しっせき）。「声がめちゃくちゃ廊下に漏れてる」「病院やぞここは」「おまえら芸人である前に社会人として常識考えろ！」と怒り、6人はすっかり恐縮して平身低頭に謝ったそうです。

　千原さんは「5人はええ。若手芸人やから」「ほんこんさんから見たら芸人6人」と言いつつも、実は残りの1人はまだあまりテレビに出ていないころの俳優の妻夫木聡さんだったことを告白。ほんこんさんは「そうなん？　ちょっと……ちょっと待ってくれ」「うそや！」と動揺します。

　事故後の千原さんは一切口がきけず筆談しかできない状態で、内心「この男前の子は違うんです」と思っていてもうまく伝えられなかったとのこと。千原さんによると「6人の中では妻夫木くんは全くしゃべってなかった」とのことですが、ほんこんさんは「でも妻夫木くんもそこで『うるさいで』って言わなあかんわ」と謝罪はできないと伝え、「売れるんやったら言うとってくれや！」と叫んで場を盛り上げました。