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65歳マドンナ、ワールドツアー中のダンスが“おばあちゃん”だと視聴者衝撃 「もうやめなよ」「こんなふうに終わりを迎えるなんて」(1/2 ページ)

普通の65歳ならこの動きはすごいと思う。

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 現在デビュー40周年を祝うワールドツアー中の米ポップ歌手マドンナ。12月末からツアーでのパフォーマンス映像がSNS上にて拡散され、現在65歳の彼女が踊る姿がさながら「おばあちゃんのよう」だとどよめきが起こっています。


バックステージでのマドンナ(画像はマドンナのInstagramから)
“おばあちゃん”といわれたマドンナのパフォーマンス動画が拡散

ツアー中のダンス動画が視聴者のショック呼ぶ

 TikTokやX(Twitter)で拡散されたのは、コンサート中のマドンナが安全装置としてハーネスを腰に巻き、手すりをつかみながらダンスをするというもの。メタリックなボディスーツに身を包み、腰を沈めたり伸ばしたりしながら少しスクワットのようにもみえる動きをしています。

 この動画の拡散後、生きる伝説的な存在であるマドンナとはもはや思えないとしてショックを受けたり揶揄(やゆ)したりする人が増加。

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 「マドンナがこんなふうに終わりを迎えるなんて思ってもみなかった」「マドンナも洗練されていた時代があったんだよ。もうそれは過ぎ去ってしまった」「172年前(編集部注:大昔の意)に彼女がMTVで『ライク・ア・ヴァージン』のパフォーマンスしている映像を見たよ。彼女、何してんの?」など過去のキレキレだったパフォーマンスを思うと信じられないとする声、「誰かおばあちゃんに『もうやめなよ』って言ってあげないと」などとても見ていられないという声が続々。

 また、動きがまるで一流アーティストとは思えないとして、“おばあちゃん”が健康のために手すりを持ちながらエクササイズをする動画を投稿する人まであらわれました。


若いころのマドンナ。向かって右はシーモア・スタイン(画像はマドンナのInstagramから)

ツアー開始前から七難八苦の状態に

 本来このワールドツアーは2023年7月15日からスタートする予定でしたが、6月にマドンナは「深刻な細菌感染症」によりICUに救急搬送。7月ごろから徐々に回復する姿や生きている喜びなどをファンへ伝えていく一方、ツアー開始は10月に延期となっていました。

 当該ツアーはチケットが高額なことでも話題になっており、拡散動画を見た人からは「いったい誰がこんなコンサートのチケットを買っているんだよ?」とツアー自体の完成度まで疑う声もあがっています。

 また、マドンナは2023年2月に開催されたグラミー賞授賞式の場で、“誰だかわからないほど容姿が大きく変化している”と一部の指摘を受けており、世間から驚きや心配、批判が寄せられたことに不快感をあらわにし、年齢差別やミソジニーにからめて持論を展開していました(関連記事)。

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 多くの革新をもたらしてきたマドンナだからこそ、常に一挙手一投足に注目が集まるものとはいえ、今回は過去のさまざまないきさつを背景として少々手厳しい意見が並んでいるもようです。

 なお一部からは、ハーネスを装着したり手すりを持ったりするのは安全のために必要なことであり、他のアーティストもやっていることだと擁護する声も上がっています。

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