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NHK、紅白視聴率&公式配信の結果を発表 配信視聴UB数は前年比1.5倍の伸び 「視聴習慣の変化が」(1/2 ページ)

NHKプラスでの同時&見逃しのUB数などを発表。

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 NHKは2023年大みそかに放送した「第74回NHK紅白歌合戦」について、タイムシフトを含めた視聴人数、視聴率、動画配信サービス「NHKプラス」での視聴に関するそれぞれの結果を発表しました。NHKプラスでの見逃し視聴は、前年の同時・見逃し視聴合算を超えるUB数を記録したと公表しています。

 ビデオリサーチ社調べの視聴人数(リアルタイム+タイムシフト)は、総合1部(19時20分から20時55分)で5015.7万人、総合2部(21時から23時45分)で5638.3万人を記録。

 同じくビデオリサーチ社調べの総合視聴率について、個人視聴率は1部が23.7%、2部が25.2%。世帯視聴率は1部が31.4%、2部が34.1%という結果となりました(数値は関東地区、中断ニュースは含まず)。

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 NHKプラスでは同時・見逃しを合算した視聴UB数が187万UBを記録し、前年比1.5倍強を記録。特に見逃し視聴は134万UB超で、前年の同時・見逃し視聴120万UBを超える結果となり、NHKは「そもそもの視聴習慣の変化が見られる」とコメントしています。

※UB:ユニークブラウザ。視聴した端末の数。同じ端末で複数回訪問しても1

「第74回NHK紅白歌合戦」各アーティストの歌唱曲&セットリスト。紅組の2年ぶり優勝で幕を下ろした

矢島良実施本部長コメント

 このたび「令和6年能登半島地震」によりお亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された全てのみなさまに心よりお見舞い申し上げます。いまだ不安な日々をお過ごしのことと思いますが、みなさまの健康と一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

 さて、第74回紅白歌合戦は、「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」をテーマに、地上波、BSP4K、BS8K、ラジオ、NHKプラスという多様な伝送路でお届けしました。また、今年も副音声の「紅白ウラトークチャンネル」を番組ホームページなどでライブ配信したほか、番組公式SNSやNHK MUSIC YouTubeチャンネルで出場歌手のライブカット動画や舞台裏の情報等を展開し、まさに、言葉や世代を超えてたくさんの方々に、さまざまなプラットフォームで紅白を楽しんでいただけたと確信しています。

 司会の有吉弘行さん、橋本環奈さん、浜辺美波さんには、息のあった抜群のチームワークと、トークに歌に持ち味を存分に発揮していただき、紅白のステージを大いに盛り上げていただきました。出場歌手の皆さんは、渾身のパフォーマンスで視聴者のみなさんの心をつないでいただきました。いつ聞いても色あせることない曲、魂を揺さぶる力強いダンス、新たな時代の幕開きを感じさせる歌・・・、NHKホールをメイン会場にスタジオや全国各地の大みそかの様子を中継で交えながら、テレビ放送開始70年の締めくくりにふさわしい紅白歌合戦をお届けできたと思っています。あらためて、すべての出演者のみなさま、ゲスト審査員のみなさま、制作にご協力いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。そして、今回の紅白をご覧いただいた方々、応援してくださった方々にあらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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