津田健次郎、実写「金カム」にナレーション出演　アニメでは尾形役　「私は『ゴールデンカムイ』が大好きなのだ」（1/2 ページ）

　テレビアニメ「ゴールデンカムイ」で尾形百之助役を務めている津田健次郎さんが、1月19日から全国公開される同作の実写映画に、ナレーションキャストとして参加していることが明かされました。

津田「細かいことは考えず、是非劇場に足を運んでください」

　野田サトルさんの同名漫画は、明治末期の北海道を舞台に、アイヌの埋蔵金を巡る元陸軍兵・杉元佐一とアイヌの少女・アシリパ（リは小文字）の冒険を描いた物語。これまでに第4期まで放送されたテレビアニメで、津田さんは孤高の凄腕スナイパー・尾形百之助を演じています。

　杉元を山崎賢人さん（※崎はたつさき）、アシリパを山田安奈さん、尾形を眞栄田郷敦さんが演じる実写映画に、津田さんはナレーションで出演。アニメでは立木文彦さんが担当していました。

　テレビアニメに引き続き、実写版にもまさかの参戦を果たす津田さんは、「正直参加をとても迷いました」としつつ、「同時に、『ゴールデンカムイ』という作品は、そんな細かいことなど吹っ飛ばすパワーとスケール感を持っているではないかとも思いました。そう、この作品は、シリアスもコメディーもごちゃ混ぜに、善も悪も入り乱れ、強烈なエネルギーで疾走する作品だ。だから大丈夫。何もかも飲み込んで強烈な光を放つはずだ。そして何より、私は『ゴールデンカムイ』が大好きなのだ」と参加を決意するまでの思いをコメントで寄せています。

津田健次郎コメント全文

　実写版映画「ゴールデンカムイ」のナレーションのお話をいただいた時、正直参加をとても迷いました。

　アニメ版で尾形百之助をやらせて頂いている自分がナレーションをやることにより実写版の世界観の邪魔をしてしまうのではないか？　混乱させてしまうのでは？　色んなことを考えました。

　しかし同時に、「ゴールデンカムイ」という作品は、そんな細かい事など吹っ飛ばすパワーとスケール感を持っているではないかとも思いました。そう、この作品は、シリアスもコメディーもごちゃ混ぜに、善も悪も入り乱れ、強烈なエネルギーで疾走する作品だ。だから大丈夫。何もかも飲み込んで強烈な光を放つはずだ。そして何より、私は「ゴールデンカムイ」が大好きなのだ。

　今回ナレーション参加させていただけた事をとても光栄に思います。細かいことは考えず、是非劇場に足を運んでください。きっと楽しんで頂けると思います。

(C)野田サトル／集英社　(C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会