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80年代人気俳優、寄付募りつつスーパーボウル親子観戦で炎上 プラチナチケット購入で「一般人に金をせびる大富豪」と火に油(1/2 ページ)

特に高額だった今回のチケット。

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 映画「コマンドー」(1985年)やドラマ「チャームド~魔女3姉妹~」などで知られる米俳優アリッサ・ミラノが2月11日、息子とスーパーボウルを観戦する写真をInstagramへ投稿し批判殺到。先だってアリッサは息子の野球チーム運営費用の寄付を募っており、高額なスーパーボウルのチケットを購入することとの矛盾を指摘されています。


息子のマイロとスーパーボウルを観戦するアリッサ(画像はアリッサ・ミラノのInstagramから)

もともと野球好きで知られるアリッサ「野球は人生、チームメイトは兄弟です」

 アリッサは1月25日、クラウドファンディングのプラットフォームGoFundMeで「野球は人生、チームメイトは兄弟です」と12歳の息子マイロが所属する野球チームが「(ニューヨーク州の)クーパーズタウンまで遠征する費用」として、1万ドル(約150万円)の寄付を募り、X(Twitter)で拡散しました。寄付された資金は遠征費の他ユニフォームや家族の会費、ピンバッジやノベルティグッズなどの記念品を購入する可能性もあるとつづられていて、記事執筆時点では目標額の1.5倍となる1万5000ドルの寄付金が集まっています。

自身はすでに金銭的貢献をしているとアリッサ

 アリッサはその後、メディアから「彼女自身は野球チームへ金銭的に貢献しているか」との質問を受けたとしてX(Twitter)で回答。チームのユニフォーム代やチームメイトの誕生日会の開催、月謝を払えない子どものスポンサーになっていると明かしました。また、チームの子どもたちも洗車をしたり映画の上映会を開いたりと資金集めをしているとし、寄付をしてくれた人たちへ謝辞を述べました。

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例年以上の高額チケットとなった2024年のスーパーボウル


かなり良い席でもある(画像はアリッサ・ミラノのInstagramから)

 一方で2月11日、テイラー・スウィフトが東京公演後に応援に駆け付け、恋人トラヴィス・ケルシーの所属するカンザスシティ・チーフスの優勝で大盛り上がりとなった第58回スーパーボウル。例年、入手困難なチケットが今回はテイラー効果でいつも以上に米国中が熱い気持ちで見守ったこともあってか、過去最高額を更新し最も安い席でも日本円で100万円近くするプラチナチケットとなっていました。

 アリッサがInstagramへ投稿したのはエンドゾーン裏の席で、フィールドを背に息子とにっこり笑う2ショット写真。「マイ・バディ」とコメントを添え、「#mothersonlove(母と息子の愛)」「#mothersonbond(母と息子の結び付き)」「#superbowl(スーパーボウル)」とのハッシュタグも付けています。

そもそもクラファンへの批判的な意見も

 この投稿へ、「ワオ、寄付金はかなり集まったに違いないね」「このためのクラウドファンディングだったんだね!」とクラウドファンディングで集まった寄付金を不適切に使用しているのではとの邪推、さらに「GoFundMeは見返りもなくお金をせびるもの。それは子どもたちに何も学ばせない」「彼女は、入会金や用品代、練習や試合へ行き来する交通費が払えなくてプレーできない子どもたちが大勢いることを理解してない」と安易にクラウドファンディングで寄付を募ることへの批判が殺到。

 一方、「集まったお金は息子のためじゃない。費用を払えない家庭のためのものだ」「募金活動はチームの一員としての活動だ。それは子どもたちにコミュニティーというものを教えるためで、リッチな俳優に請求書を渡し費用を払わせるというのは違う」「彼女は自分の払いたいものにお金を払う権利がある。みんなのものを彼女が払う必要はない」など、アリッサにお金があるからといってチームメイトの費用を払う必要はないという声や、クラウドファンディングは月謝などを捻出できない家庭のためだと擁護する声もあがりました。

 しかしこれに対しても、「一般人に金をせびる大富豪をかばい続ければいいよ」「“みんなのものを払う”って言ったって、彼女は文字通り息子のスポーツ費用を“ほかのみんなに払わせた”んだろう。スーパーボウルに行く余裕もない人たちに。まさに白人特権の典型だろ」など、みんながうらやむスーパーボウルに行けるアリッサが寄付を募ることへ不公平さを感じる人々からの批判が多数寄せられています。

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