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小学生が発明した“天才すぎる絆創膏” 予想を上回る売上と要望に「改良版」を検討(1/2 ページ)

マツキヨココカラ&カンパニーのプライベートブランド「matsukiyo」から2023年8月に発売された「matsukiyo 指にまきやすい絆創膏」の話を聞きました。

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 マツキヨココカラ&カンパニー(以後マツキヨココカラ)のプライベートブランド「matsukiyo」から2023年8月に発売された「matsukiyo 指にまきやすい絆創膏」が“天才すぎる”と話題になっている。

「matsukiyo 指にまきやすい絆創膏」がどう“天才すぎる”のか

 貼るときにパッドを傷口に当てて巻くと左右のテープがくっついてしまうことに着目し、「端にパッドを寄せた絆創膏があればいいのに」という、茨城県の小学4年生(当時)のアイデアを元に開発された商品。ありそうでなかった柔軟な発想力で、全国の店舗で販売されるや口コミもあって、ねとらぼ編集部の取材に対し「計画していた予想を上回る売上個数を達成」したという。

 パッドの位置もさることながら、特に指をけがして絆創膏を巻くときは片手で巻かなければいけないことも多いことに着目。セパレーター(粘着面を保護するシート)が左右非対称にカットしてあるため、片手でも簡単に巻くことができる。

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 発売以来、メディアでも取り上げられることが増え、反響もその都度高まっていき、マツキヨココカラの全国の店舗から大きく取り扱いたいというリクエストケースも増えていったそうだ。利用者からの「このような商品が欲しかった」「こんなちょっとの変化でこんなに使いやすくなるんだ!」との驚きや感謝の声も増えていったと振り返る。


茨城県結城市立江川北小学校4年生(当時)の宇賀持琴音(うがもちことね)さんが、2022年の世界青少年発明工夫展で銅賞を受賞したアイデアを元に商品化

 マツモトキヨシやココカラファインの店舗で働く従業員が発案したアイデアから商品化した「matsukiyo キズを早くきれいに治すパッチ 超薄型 顔用」といったヒット商品もあるが、「matsukiyo 指にまきやすい絆創膏」は小学生が発案したプロダクトというストーリー性が話題を加速させていったという側面がある。

 今後、寄せられている要望を反映した「改良版」の販売につなげていきたいとの考えをねとらぼ編集部の取材に回答。子どもを持つ親からの支持が高いため、「お子様が自分一人で使用するときにより楽しい気分になるような商品に進化させるような試み」も検討していくと明かした。

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