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富士急ハイランドの「ド・ドドンパ」営業終了 逆走や利用者の負傷で休止していた(1/3 ページ)
「利用者の負傷リスクと逆走停止リスクを完全に除去し、安全運行を確信できる手段について、メーカーと協議を重ねたものの、具体化は困難」との結論。
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富士急行は3月13日、富士急ハイランドの絶叫マシン「ド・ドドンパ」の営業終了を発表しました。利用者が負傷したことなどを受けて、2021年8月から休止していました。
同アトラクションをめぐっては、2020年に逆走が起きたほか、利用者の負傷が複数件発生。2021年8月から国交省などの調査を受けていました。
富士急行は、利用者の負傷リスクと逆走停止リスクを完全に除去し、安全運行を確信できる手段について、メーカーと協議を重ねたものの、具体化は困難との結論に至ったと説明。安全のため営業終了を決定したとしています。これに伴い、2024年3月期決算で、解体撤去費用など6億1200万円を特別損失に計上。
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「当該機種(前身を含む)は、2001年12月に開業して以来、930万人もの方にご利用、ご支持いただいた富士急ハイランドを代表するコースターであります。多数のお客様から営業再開のご要望をいただいておりましたが、それにお応えすることができない結果となり、誠に申し訳ございません。また、せっかくご来園いただいたにも関わらず、負傷されてしまいましたお客様におかれましては、心よりお見舞いを申し上げます」(富士急行)
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