ニュース

「わたしの服に転写されたむすめのかなしみ」 母の服ににじむ涙の跡から6歳の悲しさが伝わってくる(1/3 ページ)

すっきりしたかな?

advertisement

 娘さんの悲しみを体で受け止めたというポストが、X(Twitter)で話題を集めています。投稿は記事執筆時点で321万回表示を突破、13万件を超える“いいね”が寄せられています。

 「わたしの服に転写されたむすめのかなしみ」という言葉を添えて投稿されたのは、グレーのトップスを着た写真。胸元にいくつかのシミが付いています。

 よく見ると、一番上が目で真ん中は鼻? 歯を食いしばったような口元や細長い涙の跡から、あふれ出してしまった娘さんの悲しい気持ちや、抱きしめて受け止めたお母さんの大きな愛が伝わってくるようです。

advertisement

表情まで想像できる

 娘さんの悲しみを切り取ったかのような写真を投稿したのは、はりねずみWM(@aaa817817)さん。コメント欄には「きっと、一生懸命頑張ったのね」「悲しみが服にうつったから、娘さんは大丈夫かな」といった声が寄せられています。

 編集部がはりねずみWMさんに伺ったところ、娘さんは6歳になったばかりで普段はおおらかで明るい子とのこと。「最近は卒園して環境が変わったこともあり、少し疲れがたまっていたようです」と話してくれました。

 今回泣いた原因を本人に聞いてみると「いろいろあって疲れちゃった」「すごし方が変わったからみんながおめでとうおめでとうっていうし、大きくなったからこうしてみようかってたくさん言われるし、どれにチャレンジしていいかわかんなくてイライラしちゃった」と話してくれたそうで、環境が変わったことで不安定になったのかなと感じているそうです。

 「泣いたときは抱きしめるのが常ですか?」と聞いたところ、「抱きしめる、だっこする、膝に乗せるなどしています。気を逸らしたほうがいいときは一緒に踊ることもあります」という回答。一緒に踊る親子、想像するとほっこりします。

 泣いたあとの様子を聞いてみると、「私の服についた自分の顔拓を見て笑っていました」とのことです。よかった!

advertisement

 多くの人が投稿を見てくれたこともあり、「娘ちゃんのつらいのつらいのは無事飛んでいったようだね」「悲しみが服にうつったから、娘さんは大丈夫かな。お母さんの愛の力だね」「いつか少し先のむすめちゃんの笑顔のためなら愛おしいですね」「いいなこれ 消えないうちに刺繍溶かして残しておきたい」「めっちゃアート! そして“かなしみはいつか消える”ってことをママのお洋服が教えてくれるなんて素敵ね」といった反応が印象に残っているそうです。「環境が変わった中頑張っているむすめを泣かせてしまったことにわたしとしては罪悪感があったので、優しい言葉をかけていただき、とても救われました。また『実家に帰りたくなった』『自分も幼い頃同じことをしていた』といった趣旨のコメントが多く、世のお母さんお父さんの愛情が大人になっても心に残ってらっしゃるのだと感じ、感動しました」と振り返っていました。

画像提供:はりねずみWM(@aaa817817))さん

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  4. 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  5. 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  6. 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  7. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  8. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  9. 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  10. 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」