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しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」(1/2 ページ)

ドクダミが生えてしまうのはそういうことだったのか……!

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 しぶとい雑草としてしられるドクダミを生やさない方法がYouTubeで紹介され、記事執筆時点で115万再生を突破。除草剤や防草シートなどを使わずできる対策に「すごい!」「勉強になりました」などのコメントが寄せられ注目を集めています。

庭のドクダミが増えすぎて困っている方は必見です!(※ドクダミは薬にもなる植物でもあります)

ドクダミが生える原因は?

 投稿したのは、趣味のDIYとガーデニングに関する情報とを発信しているYouTubeチャンネル「庭づくり大好きおじさん」。動画では、ドクダミが生える原因を知り、それがそのまま対策になる内容となっています。

 今回カギになるのは、酸性/アルカリ性といったphを測る酸度計。まずは通常の培養土をチェックします。水をまいて時間をおいてから測定すると、phは5.5~6くらいでした。

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3つの鉢を用意
通常の培養土を酸度計で測定した結果は5.5~6ph

 次に酸性化した土壌を中和する「有機石灰」を土に混ぜ、日をおいてから測定すると、phは6.8~7くらいに変化。これはパッケージに書かれた効果通り、土がアルカリ性へと近づいたことを示しています。

石灰(動画では有機石灰)を土壌に混ぜて酸度計で測定しています
石灰の効果でアルカリ性へと近づいたことがわかります
中和する(アルカリ性へと近づける)効果の強さは画像の通り

 実験として3つの鉢を用意し、1つ目に培養土のみ、2つ目に石灰を混ぜた土、3つ目に「ピートモス」を混ぜた土をそれぞれ入れ、各鉢にドクダミを植えて様子を見てみることに。ピートモスは、土をふかふかにして、さらに土を酸性にする効果があるものです(※中性に調整された酸度調整済みのタイプもあります)。

ピートモスを混ぜた土も用意して実験を行います
鉢のシールで、青色(左下)が培養土のみ、赤色(右下)が石灰を混ぜた土、黄色(上)がピートモスを混ぜた土です

 日が経過するごとに、通常の培養土に植えたドクダミは元気に育っていくのに対し、石灰を混ぜた土のドクダミは元気がなくなっていくのが確認できます。たった3日ですが、かなり枯れてきていて、その違いは明らかです。

 なお、ピートモスを混ぜた土ですが、phを測定するとなぜか少しだけアルカリ性になっていたそうで、こちらのドクダミでも葉が1枚枯れていました。こちらは本来の用途・効能とは異なる結果となっていますが、土がアルカリ性になることの効果は表れています。

3日後の様子。通常の培養土に植えたドクダミは元気ですが
石灰を混ぜた土に植えたドクダミはこの通り。どんどん枯れていっています

実験結果

 実験結果では、ドクダミは「酸性の土壌を好む」こと、逆に「アルカリ性の土壌を嫌う」ことがわかりました。そして、土壌は雨(酸性)によって酸性化してしまうため、何も手入れをしていないとドクダミが好む土壌が生まれてしまいます。

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 つまり、ドクダミが生えてくる原因は「土の手入れ不足」という結論に! 注意点として、土をアルカリ性にするとドクダミは生えてこなくなりますが、他の植物にも影響があります。同じアルカリ性を嫌う植物(酸性を好む植物)を育てている場合は気を付けましょう。

動画でのピートモスは、本来の用途・効能とは異なる結果になっています(本来は酸性になる)
少しアルカリ性になったことで、ドクダミも枯れる結果に

反響続々「スゴイ発見ですね」

 今回の実験結果と土壌改良によるドクダミ対策には、「スゴイ発見ですね」「確かに手入れしていない所に沢山生えてきています!」と驚く声が続々寄せられ、「ドクダミほんと困っていたので助かります」「石灰を撒いてみようと思います」などの声が上がっています。

 なお、間違った対策をしてしまうと逆にドクダミが増えてしまうこともあります。庭づくり大好きおじさんは、以前の動画で「ドクダミに絶対にやってはいけない除草」と「根まで枯らす方法」を紹介する動画も公開しています

 またDIYや庭づくりの情報はYouTubeチャンネルのほか、X(Twitter:@3ilrbDoOvTiaOyB)Instagram(@niwazukuridaisuki_ojisan)でも発信しています。

動画提供:庭づくり大好きおじさんさん

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